【寒い時期は備えが大事】冬キャンプに必要な対策とは?【防寒対策を5つ厳選】

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冬キャンプのような冷え込む時期のアウトドアでは防寒対策が必須です。

特に氷点下になるような環境だと、場合によっては命の危険もありえるので、より慎重にならなければなりません。

そこで本記事では冬キャンプに必要な防寒対策を厳選して5つ解説します。

本記事はこんな人向け

  • 冬キャンプをしたい
  • アウトドアでの防寒対策が知りたい

オンシーズンの暖かい時期しかキャンプをしないという人にはあまり関係ない内容かもしれません。

もしあなたが、寒い環境でキャンプする可能性があるなら一読の価値あり。それでは本題に入っていきましょう!

冬キャンプに必要な対策

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最初にまとめておくと、冬キャンプに必要な対策としては下記。

  • 適切なシュラフ選び
  • 湯たんぽ
  • ホッカイロ
  • 電熱ベスト
  • ストーブ

1〜4までは誰でも対策可能。
5のストーブについては積載力次第。

僕にとってはデメリットの方が大きいので、ストーブは使っていません。
その辺りも含めてひとつずつ深掘りしていきますね。

適切なシュラフ選び

キャンプするときの気温に合わせて、シュラフのスペックを考える必要があります。
考慮すべきが、下記のスペック。

  • リミット温度
  • コンフォート温度

リミット温度とは?

これ以上寒くなると防寒効果が期待できない温度。使用可能な最低温度という意味です。

コンフォート温度とは?

快適に過ごせる温度。目安にするべきなのはこちらの温度です。

例えば

  • リミット温度:0度
  • コンフォート温度:5度

上記のスペックだと、ニュアンス的には下記の感じ。

だいたい5度くらいまでなら快適。
0度までは大丈夫だけど、寒いのは覚悟してね。

とはいえ数字は目安に過ぎない

環境によって体感温度も違います。
スペックの数字を過信するのはよくありません。

+2〜3度くらい余裕を見て選んだ方が良いですね。

おすすめのシュラフは?

これに関してはあなたがキャンプしようとしている場所の気温がどれくらいかによるので、一概にコレとは言えません。

スペックが上がれば、その分お値段も上がるので、予算との折り合いをつける必要があります。

  • NANGA
  • mont-bell
  • ISUKA

シュラフと言えば上記のブランドが有名。
ただしお値段もお高め。

数万円だせるのであれば上記のブランドで選べば良いと思いますが、ブランドにこだわらなければ同スペックでも予算を抑えられます。

例えばHAWKGEARだと

-15度までイケるので、ほとんどの場面で対応できるはず。

Amazonで探すと予算低めで高スペックのシュラフがたくさんありますが、中には「安かろう悪かろう」な物もあるので気を付けましょう。

HAWKGEARは信用できるブランドなので、何を選んだらいいか分からなければ下記リンクの物を選んでみてください。

湯たんぽ

あるとないとでは世界が変わります。
それくらい重要なアイテム。

  • 電源不要
  • 保温性バツグン
  • 焚き火ついでに用意できる

湯たんぽのメリットが上記のとおり。
電源が不要なのは使い勝手が良いですよね。

布カバー付きならさらに使いやすい

湯たんぽは本体が熱を持つので、直接触れるわけにはいきません。

しかし別途カバーを用意するのは面倒。
出費も嵩みます。

なので、湯たんぽを購入する際はカバー付きの物を選ぶ方が良いです。

マルカがおすすめ

湯たんぽといえばマルカ。

  • 焚き火での加熱対応
  • カバー付き
  • 安い

マルカの湯たんぽを選ぶメリットが上記。

僕もマルカを使っていますが、作りもしっかりしているので安心感があります。

注意事項

湯たんぽを加熱するときは必ず蓋を外しておきましょう!

変形や破裂の危険があるので、正しい使い方を徹底すべし!

デメリットは?

個人的に思うのは、水を出し入れする口の部分が錆びやすいという点。

使用後に水をしっかりきってから蓋を閉めないと、当然ですが錆びてしまいます。

逆にいえばしっかり水切りすれば問題ないので、大きなデメリットではないかもしれません。

ホッカイロ

日常生活でも馴染み深いホッカイロは、当然キャンプでも役立ちます。

  • コストが安い
  • つけていて気にならない
  • 積載を圧迫しない

ホッカイロを使うメリットは上記のとおり。

コストパフォーマンスで言うとホッカイロは最強レベル。冬キャンプの必需品です。

ホッカイロのデメリット

  • ゴミになる
  • 寒すぎると効果が薄い
  • 低温火傷に注意

上記のようなデメリットがあります。
気温次第では効果を感じられない場合もあるかも。

ずっと同じ場所にホッカイロを当て続けると低温火傷の恐れがあるので、その辺りも注意が必要です。

使い捨てが嫌ならハクキンカイロ

ゴミが出るのが嫌ならハクキンカイロという選択肢もあります。

燃料が別途必要になりますが、見た目はかなりカッコいい。

ホッカイロと比べて厚みがあるので、ポケットに入れると硬さが気になる場合もあります。

服に貼り付けたりすることもできないので、汎用性で選ぶならホッカイロ。使い捨てが嫌ならハクキンカイロという感じですね。

電熱ベスト

モバイルバッテリーが必要ですが、暖かさに関しては最強クラス。

メリット

  • 着ている間はどこでも暖かい
  • 温度調節が可能
  • 邪魔にならない

電気毛布を身につけるようなイメージ。
冬のアウトドアではマジで最強。

電気毛布だと暖かいのは、敷いている場所のみ。
一方、電熱ベストは着るものなので、身につけている間はどこでも暖かい。

モバイルバッテリー稼働なのもポイント

電気毛布はたいていの場合、ポータブル電源を必要とします。

電熱ベストならポケットにモバイルバッテリーを入れておけば使えるので、気軽に使えます。

デメリット

  • バッテリー切れすると使えない
  • モバイルバッテリーが気になる
  • ファッションに制限がかかる

使用可能時間はモバイルバッテリーの容量に依存しますね。

人によってはポケットに入れたモバイルバッテリーの感触が気になる場合もあるかもしれません。

ちなみにモバイルバッテリーについては「【モバイルバッテリーの選び方】キャンプで最適な容量サイズとは?【スタイル別に解説】」が参考になります。

ファッションにこだわる人は難しいかも

電熱ベストを着用する前提でファッションを決める必要があります。

暖かさを重視するか、ファッションを重視するか。

ファッションにこだわりがある人はコーディネートが難しいかもしれませんね。

ストーブ

車移動が前提のアイテムです。
ある程度の積載力も求められます。

必要な物

  • ストーブ本体
  • 灯油orガス
  • 一酸化炭素警報機

当然ですが、ストーブを稼働させるための燃料も必要になります。

僕の場合は荷物の積載量を考えると、かなり厳しい状態なので、ストーブの使用はしていません。

暖かさはダントツ

自宅でストーブを使用している人は、その暖かさは体験済みのはず。

タープ下などで使用するなら、最高の防寒対策になります。

積載力があるなら、ストーブは冬キャンプで必須のアイテムになること間違いなし。

幕内での使用は危険

極力やらない方がいいですが「換気をしっかりすれば大丈夫だろう」と考えている人も多いですよね。

密閉空間でストーブを使用する限り、一酸化炭素中毒の危険性は無くなりません。
  • 広い幕だから大丈夫
  • 換気をよくしてるから大丈夫
  • 短時間しか使わないから大丈夫

こういった油断が命の危険を招く可能性があります。

十分注意した上で、使用するのであれば必ず一酸化炭素警報機を設置しましょう。

まとめ:冬キャンプは寒さ対策が大切!

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本記事では冬キャンプに必要な防寒対策について解説しました。

繰り返しになりますが、冬キャンプでの防寒対策をまとめると下記。

  • 適切なシュラフ選び
  • 湯たんぽ
  • ホッカイロ
  • 電熱ベスト
  • ストーブ

ストーブの使用は注意が必要ですが、それ以外の4つについては誰でも簡単に対策可能。

本記事を参考に、快適な冬キャンプをしてください!

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