【三脚の選び方】旅行用ならマンフロットが最強【比較しつつおすすめポイントを解説】

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「旅行用の三脚を探しているんだけど、何を基準に選べばいいんだろう?おすすめがあれば知りたい」

こういった疑問にお応えします。

僕が一眼レフデビューした当初は「別に三脚なんて必要ないや」と思っていました。

当時の考え

  • 持ち運びが大変そう
  • 基本は手持ち撮影する
  • 自撮りとかしない

こういった考えから「三脚は不要」という判断をした過去の僕ですが、現在では「三脚無しで写真が趣味とか言える訳なくね?」くらいの豹変ぶり。

カメラ初心者、特に「三脚不要」と考えている人には、本記事を読んでいただきたい。

読み終わる頃には、三脚の便利さを理解できていることでしょう!

三脚の選び方

三脚を選ぶ際に、注目するポイントはたくさんありますが、個人的に気にするべきポイントは3つ。

三脚選びのポイント

  • サイズ:持ち運びやすさに影響する
  • 素材:耐久性に影響する
  • 調整方法:使いやすさを左右する

もっとザックリ言うと、使いやすくて重すぎない物を予算の範囲内で選ぶのがベスト。

最も重視すべきなのが「使いやすさ」であるのは間違いありません。

3つのポイントをそれぞれ深掘りしていく前に、僕の三脚遍歴をお話しておきましょう。

僕の三脚遍歴が多くないのは、すぐに最強の三脚に出会えたから

僕は1度しか三脚の買い替えをしていません。最初に僕が購入したのはHAKUBAの三脚。

三脚の必要性を感じていなかったものの、どんな感じなのか試してみたくて「とにかく安いのが良い」という理由で選びました。

三脚を使い始めてからの気付き

  • ズームやマクロ撮影には三脚が必須
  • 暗い場所では手持ちだと手ブレしてしまう
  • 安定した動画は手持ちじゃ無理
  • 星空や夜景の撮影も三脚必須

結論、手持ち撮影だけだと対応できるシチュエーションが限定されるので、いつも同じような映像・写真ばかりになります。

三脚があれば「夜景や星空撮影などもできるようになり、動画撮影でも活躍する」ということに気付きました。実際に使ってみないと分からない事ってありますね。

実際に使って三脚の重要性に気付いた

三脚を毎回持ち出すようになった僕ですが、手元にあるのは激安の三脚。

当然、使い勝手に満足できずに買い換える訳ですが、次に出会ったマンフロットが最強に使いやすかったので、現在も愛用しています。

僕の三脚遍歴が少なくて済んでいるのは、たまたま1回の買い替えで良い三脚に出会えたからでした。という僕の実体験をお話したところで「三脚を選ぶときのポイント」について深掘りしていきましょう。

サイズは持ち運びやすさに影響する

サイズといっても、三脚においてはそんなに細かくサイズ分けがされている訳ではありません。

一眼レフ用としてまとめるなら、どの三脚もだいたい同じようなサイズ設定。気にするべきは自分が撮影に使う機材に合わせるということ。

三脚サイズは2サイズで考えよう

  • 一眼レフ・ビデオカメラ:スタンダードタイプの三脚
  • スマホ・コンパクトカメラ:ミニ三脚
スマホ撮影するのに、一般的なサイズの三脚を持ち歩くのは無駄な労力です。コンパクトな機材ならミニ三脚を使った方が絶対に楽。

撮りたい画角によっても選択肢は変わってきます。高い位置からの撮影や、色んな高さで調整したい場合はスタンダードタイプの三脚で調整幅の広い物を選ぶ必要があります。

両方持っておくのも選択肢

実は僕もスタンダードタイプの三脚とミニ三脚の両持ちです。

シチュエーションに応じて使い分けられるので、どちらもあると撮影に死角がなくなります。
  • 一眼レフで本格的な撮影:スタンダード三脚
  • ローアングルで撮影:ミニ三脚
  • アングルの高さを頻繁に調整する:スタンダード三脚
  • スマホで撮影する:ミニ三脚

さすがにスマホでスタンダードタイプの三脚を使うことはありませんが、一眼レフでミニ三脚を使うことは多いです。

固定撮影と手持ち撮影を頻繁に切り替えるような場合は、コンパクトなミニ三脚の方が機動性が高いので重宝しています。

ミニ三脚ならカバンにも入るサイズなので、持ち運びを気にする人はミニ三脚を試してみるのが一番イイかもしれません。

素材は耐久性に影響する

この耐久性という部分については、それほど重要ではありません。一般ユーザー向けの三脚はほとんどアルミ製なので、耐久性に大きな差はないです。

よほどの粗悪品を購入しない限り、すぐ壊れたりはしません。

三脚に使われる主な素材

  • アルミ製:一般ユーザー向け
  • カーボン製:登山向け
アルミ製は価格が安いのが特徴。カーボン製は軽量で耐久性も高いので、登山などシビアな環境で選択されることが多いです。価格も高い。

旅行用などの一般的な使い方であれば、わざわざ高価なカーボン製の山脚を選ぶ必要はありません。ほとんどの人はアルミ製の三脚で十分。

調整方法で使いやすさが変わる

ここが一番重要。使いやすい三脚を選べば、ストレスを感じずに使い続けることができます。

見るべきポイント

  • 雲台の調整方法
  • 高さの調整方法
  • 持ち運びのしやすさ

雲台とはカメラを乗せる部分のこと。雲台が自由に動かせる三脚であれば、わざわざ三脚ごと移動しなくても、簡単に画角や構図を変えられます。

高さも同じく、調整幅が広ければ、それだけ対応できる画角が広がります。

持ち運びについては、収納袋の有無や、出し入れのしやすさが注目するポイントです。

旅行用の三脚ならマンフロットが最強

さて、ここまでの内容で三脚選びのポイントは理解できたと思います。

ポイントを踏まえた上で、自分好みの三脚を探せばOKですが「色々ありすぎてどれを選べば良いのか分からない」という人向けに、ここからはおすすめの三脚について紹介していきます。

結論、旅行用で選ぶならマンフロットが最強です。

僕の場合は2つを使い分け

どちらもマンフロット製。三脚含め「カメラ周りのアイテムはマンフロットを選べば間違いない」というくらい安定のメーカーです。

それぞれ他社製品と比較しつつ、実際に使った感想をお伝えしていきましょう。

一眼レフにはCOMPACT Action

compact actionの画像

初めての三脚の買い替えで、COMPACT Actionに出会えたのは幸運でした。

COMPACT ACTIONを選んだ理由

  • 雲台が圧倒的に使いやすい
  • 足だけでなく、軸側でも高さ調整が可能
  • オシャレなデザイン
マンフロット製品はデザインがオシャレなのが特徴。所有欲を満たされます。

見た目だけでなく、実用性もピカイチなので、誇張なくホントに最強だと思う。

使いやすい雲台

compact actionの画像

親指だけでロックと解除が行えるのが、めちゃくちゃ楽。

たいていの場合、ロック用のハンドルを握ってグルグル回す必要があるので、使いやすさが全然違います。

軸側でも高さ調整可能

compact actionの画像

足で高さ調整する場合、3本分調整する必要があります。

が、軸側でも調整できれば1回の調整で済みます。細かく微調整する際は、3本分の足を調整するよりも圧倒的に楽。

デメリット

  • 足の開きがフリー
  • 収納ケースに入れにくい

当然デメリットもあり、具体的には上記。

足の開きがフリーなので、全ての足をしっかり開かないと不安定になる可能性があります。

収納ケースはジャストサイズで無駄に大きくないのはメリットとも捉えられますが、余白がない分、収納時は少し入れずらいですね。

同価格帯の三脚と比較

正直、コスパではCOMPACT ACTIONに勝てる三脚はないと思います。

一眼レフ・ビデオカメラ用の三脚で同価格帯のものをピックアップしてみました。下記のとおり。
  • COMPACT Action:デザイン、実用性ともに最強。足の高さ調整が4段階+軸側でも微調整が可能
  • Aneva:1脚としても使えるタイプ。デザインはパッとしない
  • Velbon:高さは4段階調整。雲台はハンドルをグルグルしなきゃいけないタイプ
リンク先をチェックしてもらえば分かりますが、同価格帯の三脚ってCOMPACT Actionよりもカッコイイ物がないんですよ。わざとダサいやつをピックアップしてる訳じゃありません。それだけCOMPACT Actionが良デザインということ。

使い勝手でもCOMPACT ACTIONが唯一無二の使いやすさ。個人的には絶対的におすすめできます。

iPhone撮影用にPIXI

PIXIの説明画像

メインの撮影用に一眼レフ、サブ機としてiPhoneでも撮影するのですが、iPhoneにはミニ山脚がベスト

僕はPIXIというミニ三脚を使っているのですが、コンパクトな三脚ならPIXIがベストチョイス。

PIXIのおすすめポイント

  • 安定のマンフロット製
  • コンパクトなのに丈夫
  • デザインがカッコいい
デザインで選ぶなら、間違いなくPIXIです。
ただ、デメリットとして、使えるシチュエーションが限られるという面もあります。

PIXIのデメリット

  • 高さ調整はできない
  • 狭い場所では使いにくい
  • 平面でしか使えない
ミニ三脚の中には、足がグネグネ曲がるタイプの物もあります。

そういったタイプのミニ三脚なら、場所を選ばずどこでも固定できるメリットがありますが、PIXIは平面でしか使えません。

ミニ三脚を比較

  • PIXI:平面でしか使えないが、デザインは飛び抜けてカッコイイ
  • ゴリラポッド:フレキシブルアームで有名なミニ三脚。どこでも固定撮影できる
  • Ulanzi MT-11:こちらもゴリポッドと同様、フレキシブルアーム搭載。デザインはこっちの方がイケてる
デザインを気にしないなら、定評のあるゴリラポッドが良いかもしれません。

フレキシブルアームよりもデザインに魅力を感じるなら、PIXIがおすすめ。最初のミニ三脚として是非試して欲しい。

参考記事【マンフロット】PIXIはコスパ最高のミニ三脚【メリットとデメリットを解説】

まとめ:三脚選びならマンフロットが最強!

本記事では三脚の選び方と、僕が実際に愛用しているマンフロットの三脚について解説しました。割と絶賛してしまいましたが、決してマンフロットの回し者というわけではありません。

ガジェット購入の際、僕がこだわっているのが下記の3点。
  • デザインが良い
  • 実用性が高い
  • コスパが良い

マンフロット製品はこのポイントを全て満たしています。実際に愛用しているからこそ、自信を持って「マンフロットの三脚は最高」と言えます。

もちろん、デメリットもあるので全ての人におすすめできる訳ではありません。本記事の内容を参考に「なんか良さそう」と思ったあなた、是非マンフロットの三脚を試してみてください。

三脚って、思った以上に便利なものですよ!

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