【AirPods Proは期待外れ】と言いつつ毎日使っている理由【レビュー】
「AirPods Proは外部音の取り込み機能が凄い」という評価を信じて購入してみました。その結果…。
思ってたのと違う!!
僕が想像していたのは、音楽を聞きつつ、会話も成立するという世界。
骨伝導イヤホン
のような聞こえ方なのかと思ったら、全然違う。
当初の期待は裏切られましたが、使い込んでみたところ、最終的には「買って良かった」という結論になりました。
本記事ではAirPods Proのデメリットを含め、率直な感想をレビュー
したいと思います。
こんな人向け
- AirPods Pro購入を検討中
- ワイヤレスイヤホンを持っていない
- Apple信者
AirPods Proのデメリットは3つある
冒頭でお伝えしたとおり、「外部音取り込みって便利そう!」と過度な期待をしている人は購入しない方がいいです。
個人的に感じたAirPods Proのデメリットは、下記のとおり。
- 外部音取り込みが期待外れ
- 耳のフィット感が微妙
- タッチ操作は使わない
デメリット①:外部音取り込みが期待外れ
「それ何?」っていう人の為に補足しておくと「イヤホンを付けていながら、外部の音を聞き取りやすくする機能」です。
僕はこの機能に魅力を感じたのですが、期待外れでした。
- 自分の声:確かによく聞こえる
- 他人の声:微妙
- 音楽再生中:外部音は聞こえない
音楽を流しながら普通に会話をしたいなら、骨伝導のイヤホン
を使った方が良さそうです。
デメリット②:耳のフィット感が微妙
「AirPodsは耳にフィットしているかどうかの判断ができる!」って、ほとんどのレビューで絶賛されているんですけど…。
これ、誰の耳にも必ずフィットしますって事ではない
んですよ。
僕の場合、これまで試したイヤホンは全て「左耳だけ外れやすい」状態でした。
フィット感を判定してみた
AirPods Proは、確かに今まで使ってきたどのイヤホンよりもフィット感はありますが、それでも完璧とは言い難いです。
- 大きさの違うイヤーチップが付属している
- フィット感を自動判別できる
デメリット③:タッチ操作は使わない
言いたいのは「余計な機能は付けなくていいから、その分価格を抑えてくれよ
」ということ。
ここがうどん部分
操作は全部iPhoneで完結
します。- モード切り替えはほとんどしない
- 音楽関係はApple Watchで操作
- 手が塞がってる時はSiriで解決
2020年9月追記
AriPods Proを使い始めて、数ヶ月が経過したのですが、外部音取り込みモード
とノイズキャンセリングモード
の切り替えはタッチ操作のほうが早いですね…。
Appleさんごめんなさい、タッチ操作は便利
でした…。
AirPods Proになぜ満足したのか
期待していた分、落胆も大きかったのですが、使っていく内に「さすがApple」と思わされてしまいました。
今となってはAirPods Proを購入して正解だったと言えます。
満足した理由
- 実用的なノイズキャンセリング
- iPhoneとの相性が抜群
- 気軽に持ち出せる
iPhoneユーザーにAirPods以外の選択肢はない
」と言っていい。満足の理由①:実用的なノイズキャンセリング
装着した瞬間スッーと音が消えます。
僕がノイズキャンセリングモードしか使用していないのは、これがマジで優秀だから。
- 音楽がより楽しめる
- 作業に集中できる
- 睡眠にも効果あり
完全な無音という訳ではありませんが、十分に実用的
なレベル。
実はノイズキャンセリングって、本当に便利なのは防音性能だったりします。
満足の理由②:iPhoneとの相性が抜群
もっと言うとApple Watchとの連携も最強です。
ケースから出し、耳に装着。
すると既に接続が完了しています。
- 聞きたい時に、すぐ聞ける
- 使いたいときに、もたつかない
これがApple製品の強みですよね。
- 純正イヤホン:機器の連携がスムーズ
- サードパーティ製:接続がもたついてストレス
いちいち設定画面開いて、接続先を選んで、ってやるのダルくないですか?
関連記事【感想あり】Apple Watchを購入する前に知っておくべきデメリット
満足の理由③:気軽に持ち出せる
実を言うと、僕はBOSEのQC35というヘッドホンも使っています。
僕自身「一般向けのハイエンド商品
」という条件であれば、QC35が最強のオーディオ機器だと思っています。
それでもAirPodsが相棒になった理由
- 気軽に持ち出せるコンパクトさ
- つけているのを忘れるほど、耳に負担がない
- 長時間の作業でも蒸れない
AirPods Proなら使いたいときだけサッと取り出せるし、見た目もスマート。
- 自宅:QC35
- 外出先:AirPods Pro
夏場はヘッドホンしてるとすぐに蒸れるので、暑い季節は自宅でもAirPodsをメインで使うことになりそうです。
関連記事【ヘッドホンの選び方】ハイエンドモデル最強はBOSEのQC35に決定!
追記:iOS14でAirPods Proも進化した!
2020年9月のiOSアップデートによって、AirPodsの性能が進化しました!(※コレ、マジで凄いです
)
追加された新機能
- Appleデバイスの自動切り替え
- 空間オーディオ
- ユーザー毎に音質を最適化
Appleデバイス間の自動切り替えが楽に!
iPadで映画を楽しんだあと、iPhoneで音楽を聞こうと思った場合、これまでは接続デバイスの切り替え操作をする必要がありました。
ただし、切り替えがスムーズにいかない場合もあるので注意。この精度に関しては今後アップデートでの改善に期待です。
空間オーディオで映画並みのサウンドに!
映画館を想像してください。上下左右から聞こえてくる音が違って、臨場感があるサウンドが楽しめますよね?
ただし、空間オーディオに対応しているサービスはまだ少ないです。今後、対応サービスが増えるのを待ちましょう。
現時点ではApple TV
など、コンテンツが限定されているので、Netflix
やYouTube動画には未対応である点に注意。
AirPods Proの音質がユーザーに最適化される!
人によって「この音が心地いいな
」という感じ方は違います。
設定の手順
- 設定→アクセシビリティ→AirPods
- オーディオアクセシビリティ設定
- ヘッドフォン調整ON
- カスタムオーディオ設定
この設定は今すぐやった方がいい。これまでの音とは次元が変わります。
AirPods Proは高いと感じる人へ
「イヤホンに3万出すのはちょっと...
」という気持ち、よーーーく分かります。
とはいえ、そんな簡単に欲しい気持ちは薄まらないと思うので、買うべきか否かの判断基準を用意しました。
- iPhoneユーザー
- PCもMacを使っている
- 集中できる環境が欲しい
- ワイヤレスイヤホンを持っていない
3つ以上当てはまるなら、買ってOK。
Apple製
って、間違いないです。iPhoneユーザーは買って損はない
逆に聞きたいのは「iPhone使ってるのに、他社製のイヤホン使う理由って何?」ということ。
予想としては「音質がうんぬんかんぬん」という反論がありそうですが…
いや、そんな違い分かんねえよ!
音質の違いについて
- 数千円のイヤホンvs数万円のイヤホン:
明らかに違う
- 同価格帯のイヤホン同士:
微妙すぎて差なんて分からん
ぶっちゃけ、音って慣れなんですよ。
- Apple製品の互換性
- 十分な音質
- 実用的なノイズキャンセリング
この辺りを考慮しても、iPhoneユーザーはAirPods Proを買っても損はしないでしょう。
実質1万円くらいでAirPodsが試せるんだから、僕はお得だと思いますよ。
安価なワイヤレスで満足できるか?
じゃあ「予算を落として、安価なワイヤレスイヤホンを購入する」のはどうなのか?
結論、満足できると思います。
ハイエンドモデルとの聞き比べは絶対にしてはダメ
です。そっちの方が欲しくなっちゃうので。低価格帯の候補を挙げてみる
価格を落とすなら、だいたいこのあたりが有名どころ。
予算に合わせたモデルを選ぶ
のが良いでしょう。- Apple製品にこだわらない
- Androidスマホを使っている
- PCはWindows
価格がネックというなら、安価なモデルから試すのが良いかもしれませんね。
まとめ:AirPods Pro、使いやすいよ
最初は「期待外れだ」と落胆しましたが、さすがAppleのハイエンドイヤホン。
見事に評価を一転させられました。
繰り返しになりますが、購入すべきかどうかの判断基準は下記。
- iPhoneユーザー
- PCもMacを使っている
- 集中できる環境が欲しい
- ワイヤレスイヤホンを持っていない
初めてiPhoneを手にしたときの感動を思い出してみてください。
あの衝撃をもう一度、味わえます。
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