【工場での勤務はつらい】けど続けている理由について語る

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大手企業の工場ほど、待遇がいいのは間違いありません。

ただし、「働きやすいかどうか」は完全に別問題。

僕は工場勤務歴4年目ですが、「工場勤務してみようと思うんですが」と相談を受けたら、ふたつ返事で「やめとけ」と言います。

人におすすめできない癖に4年も務めてんのかよ」というツッコミはごもっともなのですが、それには理由があるんです。

ということで、今回は「工場勤務はつらいけど、こんな理由で続けているよ」という内容でお届けします。

こんな人向け

  • 工場勤務がつらい
  • 工場の求人に応募しようと検討中
今まさに工場勤務している人には、「今後はこうしていったほうがイイな」という気付きになると思います。

これから働こうと考えている人は、この記事を読んでから判断するのをおすすめします。

工場勤務でつらいことをまとめた

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すべての工場がそうだとは言いませんが、ほとんどの場合、下記のようなマイナス面があります。

つらいこと4選

  • 研修が十分ではない
  • 機械操作など危険な場所が多い
  • 交代勤務で生活リズムが不規則に
  • スキルが身につかない短調な仕事
工場勤務したことがある人にとって、これはあるあるです。

僕の経験談を交えつつ、深掘りしていきましょう。

その①:研修が十分ではない

ある程度は現場で説明してくれますが、「手を動かして覚えろ」が基本です。

新人研修の為にわざわざラインを止めてくれることなんて、まずないので、物覚えが悪い人にはちょっとキツイ。

僕の場合

  • 1ヶ月足らずで重要な工程に放り込まれる
  • 手順書が古く、全く当てにならない
このままじゃヤバイ」と思ったので必死に仕事を覚えました。

自信がつく前に独り立ちさせられたので、最初は不安しかなかった…。

いくら単調な仕事でも、すぐに覚えられるかどうかは別問題です。まともな研修をしてくれる工場って、たぶん珍しいです。

その②:機械操作など危険な場所が多い

快適なオフィスと違い、工場内は危険な場所だらけ。

下手すると命にかかわるような、大事故になる可能性も。

ありがちな労働災害

  • 機械に巻き込まれて、指を切断
  • 滑って転び、数針縫う裂傷
  • 落下して骨折
幸いにも僕は大きな事故には巻き込まれていませんが、もはや労働災害が日常になっています。

不注意な人がいると、もらい事故の可能性があるのも恐ろしいです...。

その③:交代勤務で生活リズムが不規則に

僕の場合は週毎にシフトが変わります。

今週は早番で、来週は夜勤、みたいな感じなので、生活リズムは不規則。

多くの工場が3シフト交代

  • 早番:朝早くから昼過ぎまで
  • 遅番:昼過ぎから夜まで
  • 夜勤:深夜から明け方まで
僕は夜勤にも慣れているので大丈夫ですが、寝不足で出社してくる人もいます。

特に家族がいる人は「生活リズムが合わずに大変だろうなあ」と心底思いますね。

関連記事【体験談】夜勤で快眠する為のコツは5つある【不眠対策方法を伝授】

その④:スキルが身につかない短調な仕事

同じ仕事を繰り返すことで、現場での作業効率はあがりますが、到底「スキル」とは呼べません。

いや、長く務めてる先輩は知識が豊富でスキルがある」と言いたくなる気持ちも分かるのですが、冷静に考えてみましょう。
  • 現場のことをよく知っているのは、ただ慣れているだけ
  • 工場内での技術のほとんどは、他所の会社では役に立たない
「人を育てるのがめちゃくちゃ上手い!」という場合は別ですが、現場にそういう人がいることは稀です。

終身雇用が崩壊した今、誰でもいつかは転職の必要性がでてきます。

そんな時、スキルの有無は死活問題。工場ではスキル習得が見込めないので、将来性が薄いです。

工場での勤務を続けている理由

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さて、「工場に対する絶望感」が高まってきたところですが、ここからは「なぜ僕が工場勤務を続けているのか」という点に触れていきたいと思います。

理由

  • 副業で稼げるようになるまでの繋ぎ
  • 誰でもできる作業なのに給料が高い
  • ボーナス・福利厚生がしっかり
まとめると上記のとおり。

ひとつずつ深掘りします。

理由①:副業で稼げるようになるまでの繋ぎ

世の中の変化を見ていると、「会社に依存して生きていくのは危険」な時代に突入してきているのは間違いありません。

僕の目標は「個人で稼いで生活できるようになること」なので、副業が軌道に乗るまでは、惰性で今の仕事を続けていくつもり。

僕の考え

  • 転職したとしても「会社に依存している」状況に変わりはない
  • 「このままこの工場にいたらヤバイ」という焦りが副業に対する原動力になる
近い将来、「45歳でリストラが当たり前」という世界が訪れます。(※既に一部では始まっています

詳しくは「サラリーマンが副業するべき理由とおすすめ5選」で解説していますが、まだ間に合う内に、努力しておいたほうがイイ。

理由②:誰でもできる作業なのに給料が高い

正直、作業内容に見合った給料じゃないです。良い意味で。

こんなの小学生でも出来るじゃん…」ってレベルの作業でも、月30万円近くもらえるのって異常。

割り切る必要がある

  • スキルはつかないが、生活にはゆとりがある
  • 会社内で努力しなくても、高収入がもらえる
将来性は度外視して、「生活費のために働く」なら、工場勤務って最適だと思います。

僕は「早く辞めなきゃ」と思っているくらいなので、会社でスキルがつかなくても全然OK。

理由③:ボーナス・福利厚生がしっかり

実は過去に、ハンパじゃないくらいのブラック企業で働いていたことがあるのですが、その頃と比べると待遇が天地の差。

  • ブラック時代:月300時間労働、20万円の固定給、ボーナス福利厚生なし
  • 今の工場:年間休日120日以上、ボーナスあり・福利厚生も充実
いやもう、ブラック時代と比較することすらおぞましいレベルですが、工場って待遇だけは良いんです。

参考までに僕の過去は「【20代店長のブラック体験談】月300時間労働が当たり前でした」で語っております。

工場勤務に将来性はないのでおすすめしない

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そんなこんなで、「工場はつらいけど、僕は理由があって働き続けているよ」という内容でお話させていただきました。

最後に、あなたにお伝えしておきたいことが2つだけあります。

伝わってくれ!

  • 工場勤務の未来は暗い
  • 将来のために副業をしておいた方がいい

今ならまだ間に合います。

工場勤務の未来は暗い

AIや5Gなどの技術革新によって、工場もドンドン自動化が進んできています。

工場に人は要らなくなる」とまでは言いませんが、雇用の規模は間違いなく縮小していくでしょう。
  • 現在工場勤務している人:将来、会社から捨てられる前提で考えておいた方がいい
  • 工場勤務を検討している人:将来性がないのを見越した上で「生活費の為」と割り切るならアリ
いずれにしても、個人で考えて行動していかないと、未来の自分に負担がかかります。

今から努力を始めるか、年老いてからにするかは人それぞれですが、僕はまだ間に合う内に行動することを決めました。

将来のために副業をしておいた方がいい

自分には何の才能もないし…」なんて言ってる場合じゃないです。

僕だって、副業でブログ運営を始めた当初は、クソみたいな記事しか書けませんでした。

重要:行動すりゃ成長する

  • ブログ運営を1年半継続した
  • トータル200記事以上は書いた
徐々にではありますが、成果が出てきています。たった3〜5万円でも、毎月ブログから副収入があるのは嬉しい。

生活にゆとりができるだけじゃなく、「文章を書くスキル」や「Webマーケティングのスキル」も手に入りました。

僕は一歩ずつ、会社へ依存する人生から抜け出していきます。

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まとめ:工場で働くなら、しっかり考えよう

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ぶっちゃけ、何も考えず、同じ仕事だけ繰り返していれば生活できるなんて、そりゃ楽ですよ。

ただね、仕事ができないのに出世を続ける上司たちを見ていると、危機感を覚えるんです。
  • 他所の会社では通用しない技術に、誇りを持っている
  • 勤続年数が長いというだけで、「自分にはスキルがある」と勘違いしている
僕は絶対に、こんな風にはなりたくない。

だから行動を始めました。

あなたも、まだ今なら間に合います。

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