【オピネルでバトニングは無理】用途に応じたナイフの使い分け方【定番品をふたつ厳選】

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キャンプ用のナイフ購入を検討する際、間違いなく候補にあがってくるのがオピネルです。

ただ、ここで注意しておかなければならないのは「オピネルは万能ナイフだけど、バトニングは無理」という点。

薪割りを想定しているのであれば、オピネルを選んじゃダメです。ナイフにはそれぞれ特徴があり、用途に応じて使い分けなきゃいけません。

ということで、今回は「あなたの目的に合ったナイフを選びましょう」というテーマでお話したいと思います。

本記事はこんな人向け

  • キャンプ用にナイフの購入を考えている
  • 買ったあとで後悔したくない
  • 定番アイテムを知りたい
おしゃれキャンパーはみんな使ってるオピネルですが、僕は持っていません。僕の場合は、バトニングさえできれば良いので、モーラナイフ1本あれば十分なんです。

この記事を読んでおけば、「アッチを買っておけば良かった!」という失敗を防げます。

用途に応じたナイフの使い分け方

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僕がキャンプ用品に費やしてきた金額は、もはや天文学的な数字です。(大袈裟)

数十万円も投資していれば、中には「これは買わない方がよかった」と反省することもありました。

こういった失敗を防ぐ為には、「その商品を何のために購入するのか」を明確にしておく必要があります。

あなたは何のためにナイフを買う?

  • 料理用
  • バトニング用
  • その他雑用
ナイフの使い道って、だいたいこんなものですよね。主な用途としては「料理」と「バトニング」のふたつを抑えておけばOKです。

ここで結論、それぞれの用途には「定番品」があるので、それさえ購入しておけば問題なし。

定番品を購入すべき理由

ナイフは刃物なので、粗悪品を使うと怪我や破損、トラブルの原因にもなりかねません。

定番品のメリット

  • 多くの人が使っている
  • レビュー記事が多い
  • 信頼性がある
「安いし切れれば何でもいいや」って感じで購入すると、現場で苦労するハメになる可能性もあります。

ほとんどのキャンパーが使っている、というのは安心感しかない。

もうすでにお気づきかもしれませんが、おすすめの定番ナイフは下記のとおり。

定番ナイフ

異論があるなら聞いてみたい、ってくらいの定石ですね。キャンパーの常識といっても良い。

バトニング以外ならオピネルでOK

オピネルナイフの画像

キャンプ道具を買い揃えるなら「最初のナイフはオピネル」という人がほとんど。

オシャレで価格が安いというのも、定番品になっている理由のひとつかもしれません。

オピネルを使うメリット

  • 軽量コンパクト
  • 見た目がオシャレ
  • 値段が安い
キャンパーにとって重要なのが「荷物を少なくすること」です。

オピネルはポケットに入るサイズなので、こういった需要も満たせます。

ただし、バトニングのようなタフな使い方には不向きなので、あくまで調理用として割り切りましょう。

バトニングならモーラナイフ

モーラナイフの画像

モーラナイフもキャンプでの定番品。

頑丈な作りなので、バトニングのような激しい使い方も難なくこなします。

モーラナイフを使うメリット

  • バトニングができる
  • 料理にも使える
  • 万能ナイフ
刃が厚いので、食材をスライスするには不向きですが「ザックリ切る」くらいなら使えます。

ナイフ一本でワイルドにキャンプしたい」ならモーラナイフを選んでおけば、間違いありません。

2年以上使っていますが、今も現役バリバリなので、コスパが高すぎる。

関連記事モーラナイフでのバトニングには限界がある【薪割りは斧が最強】

ステンレスとカーボンの選び方

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キャンプで使うならモーラナイフとオピネルを選んでおけば間違いありませんが、それぞれ素材や大きさの違いがあります。

定番品を選べばいいのは分かったけど、種類が多くてどれを選べばいいのか分からない」という人の為に、もう少し深掘りしていきましょう。

素材の違い

  • ステンレス:初心者向き
  • カーボン:玄人向き
素材感の違いとしては上記のとおり。
それぞれの違いを解説します。

ステンレスは初心者向き

ステンレスの特徴は錆びにくいこと。メンテナンスの手間がかからないので初心者にはピッタリです。

僕の経験談として、知人の使っていたカーボンのオピネルが「錆びて刃が取り出せなくなった」といったことがあるので、初心者はステンレスのナイフがオススメ。
  • メンテナンスが面倒
  • 砥石まで買いたくない
  • 水濡れを気にせず使いたい
上記のような人はステンレスを選べばOKです。

下記にオピネルとモーラナイフ、それぞれステンレス製の物のリンクを貼っておきます。


カーボンは玄人向き

カーボンはステンレスと比べて硬度が高いのが特徴。切れ味が鋭く、研ぎやすいので「自分でメンテナンスしたい人」向け。

僕はメンテナンスって割と苦手なんですが、キャンプ好きな人の中には「道具の手入れが好き」という人もいます。あなたがそういうタイプの人であるなら、カーボン製のナイフを選ぶのが正解かもしれません。
  • 道具のメンテナンスも楽しみたい
  • 切れ味を自分で調整したい
上記の点を重要視するなら、カーボンナイフで決まりですね。

こちらも、それぞれカーボン製のリンクを下記に載せておきますね。


サイズや見た目はどう選ぶべき?

結論、自分のお財布と相談するのが正解です。

見た目やサイズの違いで、使い勝手が劇的に変わることはありません。

例えば、モーラナイフはベーシックなタイプは価格が安いですが、ブレードがブラックの物や付属品がある物は価格が高いです。カッコいい物を使いたいなら、そういったタイプを選ぶと良いですが、どこまでの値段を許容できるかがポイントですね。
上記のモーラナイフなんかめちゃくちゃカッコいいですよね。ファイヤースターター付きなので、これさえあれば火も付けられます。万能オブザ万能ナイフ。でもお値段が…。

この値段を許容できるなら、見た目で選ぶのもアリだと思います。僕は手が出せません。

オピネルのサイズは?

オピネルには#6〜#12までのサイズが用意されています。

#6ならブレード部分の長さが6cmという意味。

メジャーで長さのイメージを掴めるので、自分好みの長さを選択すれば良いと思います。最も人気のサイズが#8なので、こだわりがなければ#8を選ぶのが無難ですよ。

まとめ:定番品がコスパ最高

まとめ用画像

本記事では用途に応じたナイフの使い分け方を解説しました。

結論としてはコスパ抜群、かつ信頼性の高い「定番品」を使うのがベスト。

定番ナイフ

ここまでの説明でなお迷っているのであれば「ステンレスのモーラナイフ」を選んでみてください。

ほぼ確実にコレ1本で満足できますよ!

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