【油断すると取り返しがつかないことに】アウトドアに潜む危険とリスク回避方法【初心者は必読】
キャンプなどのアウトドアは楽しいものですが、一歩間違うと取り返しがつかなくなるような危険とも隣り合わせです。
例えば
- 「急に天候が悪化してテントが壊れた」
- 「ちょっと目を離した隙に子供が居なくなった」
こういった目にあわない為には、リスクを想定して対策することが大切です。
そこで本記事では、アウトドアに潜む危険とそのリスクを回避する方法について解説します。
本記事を読むメリット
- アウトドアで注意すべきポイントが分かる
- 想定されるリスクの回避方法が分かる
アウトドア歴が長くて、危険なポイントについて熟知しているという人にとっては役に立たない記事かもしれません。
- アウトドア初心者
- これからアウトドアに挑戦したい人
- アウトドアが趣味だけど危険については考えた事がない人
それでは本題に入っていきましょう。
アウトドアに潜む危険とリスク回避方法
つい先日もキャンプ中に突然の嵐に襲われるという危険に遭遇しました。
日本の南で台風が発生していたものの「まだ全然遠いし、天気予報も大丈夫そう」ということで決行。結果的には大事には至りませんでしたが、こういった僕自身の経験も踏まえて「アウトドアに潜む危険」についてリストアップしていきます。
【笠戸島家族旅行村】突然の嵐に襲われるの巻
前置きはこのくらいにして、想定される危険を下記にリストアップ。
- 悪天候
- 危険な虫
- 朝晩の寒暖差
- 子供が行方不明
- 盗難
あなたも経験済みの内容があるかもしれません。対策方法と一緒にひとつずつ深掘りしていきます。
悪天候
僕の動画を見た人は「悪天候とか絶対嫌だ…」と痛感していることでしょう。
悪天候でのアウトドアには下記のようなリスクがあります。
- テントが壊れる
- 道具が壊れる
- 撤収が大変
- 土砂崩れや川の増水
ずぶ濡れになりながらの撤収は大変ですし、強風で物が飛ばされる危険もあります。
土砂崩れや川の増水は命の危険
このようなリスクを回避する方法が下記。
- 天気予報をチェック
- テントの設営場所に注意
- 安物のテントを使わない
天気予報をチェック
台風が発生していれば、例え距離があっても、天候が不安定になる危険性があります。
楽しいアウトドアの予定を中止にするという判断は心苦しいと思います。
「せっかく休みを調整したのに」という思いもあるでしょう。
テントの設営場所に注意
天候に注意していても、局所的な天候の急変は予想ができません。
- 水はけの良い場所を選ぶ
- 崩れそうな斜面の近くを避ける
- 川の近くを避ける
安物のテントを使わない
「年に数回しかキャンプをしない」という人も、安物のテントは避けた方が良いです。
あなたならもう理由はお分かりですね。
- 天気の急変は予測できない
- 安物のテントは強風に耐えられない
天候が悪化するのは数十分だけだったのに「テントが耐えられずに壊れてしまった」なんて事態は避けたいですよね。
僕が現在所有しているテントはsnow peakというメーカーの2つ。
- アメニティドームM
- トルテュライト
「でも手入れが大変そうだし、購入するまでの意欲がイマイチ湧かない」という人は、試しにレンタルしてみるというのも有りです。
危険な虫
蚊に刺されるくらいならまだ良いですが、アブや蜂のような危険な虫に刺されるのは回避したいですよね。
僕が実際に購入して使っている対策グッズが下記。
パワー森林香
あくまでも個人の感想ですが、コレに変えてから虫に刺される率が減りました。
緑色の蚊取り線香を使っている人は、絶対にこっちを使った方が良いです。
スキンベープ
常に蚊取り線香の近くに居るわけではないので、蚊取り線香の煙が届かない時の対策としてスキンベープもあった方が良いです。
ハチ・アブ 駆除バズーカジェット
精神的な安心感にも繋がります。
噴射の勢いがすごくて、遠くまで届くので、虫に近づかなくても撃退できます。
蜂とかってやっぱり怖いじゃないですか。
そんなとき、こういう大きめの対策グッズがあると安心。
ポイズンリムーバー
僕自身はまだ使用する場面に遭遇したことはありませんが、万が一刺されたしまった場合、迅速に毒を吸い出すことが必要。
- ハチ
- アブ
- ムカデ
- ヘビ
それほど高いものではないので、万が一に備えておくと安心感も違います。
2年保証がついた物のリンクを下記に貼っておくので、次回の買い物時にでもついでに購入しておくことをオススメします。
朝晩の寒暖差
真夏はあまり関係ないかもしれませんが、特に標高の高いキャンプ場なんかだと朝晩の寒暖差が激しいです。
良いシュラフを使っていなくても、湯たんぽがあれば割と大丈夫。
焚き火するついでに熱すれば余計な手間もかからないのでオススメです。
カバーがついているので、焚き火で直接熱した後に入れれば良い感じになりますよ。
子供が行方不明
キャンプシーズンにはよくニュースで見かけるのが「ちょっと目を離したら子供が居なくなった」という事件。
子供を持つ親なら、ここが一番気をつけたい部分。
いくら注意していたとしても、人間なので気が抜けてしまうことって絶対にあります。
ここは素直にテクノロジーの力を借りて対策するのが一番。
オススメの対策グッズがコレ
Tile Mate
お子さんのベルトなどに括り付けておくと十分な対策になります。
- スマホとBluetooth接続
- 接続が切れると警告
- 音を鳴らして確認もできる
- 接続が切れた場所と時間も地図で確認可能
Tile Mateのポイントをまとめると上記。
接続が切れた場所と時間も地図アプリで確認できるので、こういった機能も安心感に繋がりますね。
製品に品質を求める人はこれを選んでおけば良さそうですね。
これだけで子供の安全を守れるなら買っておくべきですよね。
MAMORIO
同様の機能を持つスマートトラッカーとしてMAMORIOというものもあります。
IT機器で有り得るリスクが「突然の不具合」という事態。
出来ることはTile Mateと同様ですが、万が一の状況が発生したときに機能しなければ意味がありません。そこでもうひとつトラッカーを子供に持たせておくことで万全の対策が取れますよね。
小さな物なので、いくつ持たせても嵩張ることがないのもポイント。
盗難
キャンパーとして、マナーとモラルは絶対に守りたい。
ですが現実問題として盗難も発生するリスクがあるので、対策をしておくことに越したことはないでしょう。
具体的な対策方法が下記。
- テントの下からサンダルをちょい出し
- ラジオを流しっぱなし
- テントに南京錠をかける
テントの中に人がいる気配を出しておけば、盗難に対する抑止力になります。
テントの下からサンダルをちょい出し
外からサンダルが見えていれば「中に人がいる」と思わせることができます。
ラジオを流しっぱなし
これも同様に、中に人がいると思わせることができます。
Bluetoothで音楽も流せるので、兼用で購入してみてもいいかも。
テントに南京錠をかける
テントのファスナー部分をペグに固定する感じですね。
見た目にこだわるなら、下記のようなものがAmazonに売っています。
セキュリティ面で機能の大差はないのですが、僕も見た目にこだわるタイプなので買い替えを検討しています。
まとめ
本記事では、アウトドアに潜む危険とそのリスクを回避する方法について解説しました。
繰り返しになりますが、想定できるアウトドアの危険が下記。
- 悪天候
- 危険な虫
- 朝晩の寒暖差
- 子供が行方不明
- 盗難
本記事で紹介した対策方法を参考に、リスクを回避して安全にアウトドアを楽しみたいですね。
最近も道志村のキャンプ場で子供がひとり行方不明になっています。
たった数千円で子供が行方不明になるリスクが抑えられるので、ファミキャンをする人は絶対に対策しておきましょう。
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