【キャンプ】テントの選び方について解説【高けりゃ良いってもんじゃない】

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キャンプを始めようと思ったら、まず調べるのが「どのテントを買えばいいのか?」ということ。

テントの形にも色々あるし、値段もピンキリ。
自分はどのテントを選べば良いのか悩んでしまいますよね。

僕もそうだったので気持ちはよく分かります。

そこで本記事では、僕がキャンプを始めた当初の経験談も踏まえて、キャンプで使うテントの選び方について解説します。

本記事の内容

  1. テントの形はザックリ3種。初のテントならドーム型がおすすめ
  2. サイズ選びは、想定人数プラス1人くらいでちょーどいい
  3. スペックと値段が比例するとは限らない
テントの購入を検討しているあなたの役に立つはず。それでは本題に入りましょう!

テントの選び方

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結論を先にお伝えしておくと、予算内で好きなデザインのテントを買うのが正解です。

僕の場合は下記2つのテントを所有しています。

どちらも見た目が好みで、予算内での購入でした。

デザインで選べば愛着が湧く

安いからという理由だけでテントを購入すると、結局いつかは「もっとカッコイイのが欲しい」という事になりかねません。

後から追加購入するくらいなら、初めから自分好みのテントを購入しておいた方がいいです。

しかし「好みで選べ」と言われても、そもそもどんなテントがあるか分かりませんよね。そんなあなたの為に、ここから詳しく解説していきます。

テントの形はザックリ3種

僕が最初に購入したテントはアメニティドームMで、これはドーム型と呼ばれる形。

最もポピュラーな形と言えるテントなので、初めてテントを購入するならドーム型がおすすめ。

メジャーな形のテントをザックリ種類分けすると下記の通り。
  • ドーム型
  • ツールーム型
  • ティピー型

ドーム型は初心者向け

2本のポールをクロスさせて自立するような仕組みの物が一般的。

特殊な形のテントでもない限り、設営のやり方で迷うことはありません。

代表的なドーム型入門テント

僕が最初に購入するときに迷った2つ。どちらのテントも愛用者が多いので、間違いないテントと言えるでしょう。

ツーリングドームの方が値段が安いので、見た目が好みならツーリングドームを購入するのがおすすめ。

ツールームはドーム型の巨大版

寝室とリビングが備えられたテントと言えば理解しやすいかもしれませんね。

ドーム型にも前室と呼ばれる部分はありますが、ツールームほどの広さはありません。

家族連れなど、リビングを広く使いたい場合はツールームテントがおすすめ。

ツールームのメリット

  • タープを張らなくても良い
  • 雨天時に出入りしなくて済む

上記のようなメリットに惹かれるなら、ツールームが最良の選択になる可能性が高いです。

テントと別にタープも設営するのって、結構大変ですからね…。

代表的なツールームテント

入門テントとしてツールームテントを選ぶならコールマンのタフスクリーンが良いと思います。

理由としては単純に安いから。
コスパで考えると、かなり優秀な選択です。

エルフィールドはスノーピークから発売されているツールーム。個人的には割高という印象。
  • 将来的にスノーピークで揃えたい
  • 予算はかけても良い

こういった人は、エルフィールドも選択肢として入ってくると思います。

僕自身、トルテュライトを買い足す時の候補としてエルフィールドも考えました。

寝室部分にスカートが無かったのと、中途半端な価格帯だなという事で購入はしませんでしたが、初めてのスノピテントを購入するなら全然アリだと思います。
スノーピーク(snow peak) テント エントリー2ルーム エルフィールド TP-880 4人用
スノーピーク(snow peak)

ティピー型はワンポールテントとも呼ばれる

三角形のテント、と言うとイメージしやすい人がほとんどだと思います。

真ん中にポールを立てて設営するのが一般的ですね。

僕の場合は、最初のテントとしてワンポールテントは選択肢に入りませんでした。

選択肢に入らなかった理由

  • 真ん中にポールがあると邪魔だと思った
  • 風に弱そうだと思った
  • 好きな見た目の物がなかった

理由としては上記のとおり。キャンプ歴が1年以上となった現在も、追加で購入する予定はありません。

ただ、サーカスTCなど根強い人気のテントもあったりするので、この形が好きなのであればティピー型テントがいいかも。

人気のティピー型テント

上記のふたつはキャンプ場でもよく見かけます。愛用者が多い証拠ですね。


ティピー型が良いけど、そこまで予算は出せない…という人はDODのワンポールテントが激安なので、お試し購入に最適。下記リンクからチェックしてみてください。

サイズ選びは、想定人数プラス1人くらいでちょーどいい

ソロキャンプがしたいなら、2〜3人用が最適サイズ。

理由として、寝室が狭すぎると荷物を持ち込めないからです。

完全1人用のテントを持っていないので、体感をお伝えできないのが残念ですが、動画などで見る限り、極限まで荷物を軽量化していないと難しそう。

ファミキャンなら5〜6人用が一般的

家族の人数にもよりますが、だいたい5〜6人用のツールームを使用しているファミリーキャンパーが多い印象。

テントの中には10人くらい大丈夫な超大型の物もありますが、設営と撤収が大変なので初めてのテントには向かないでしょう。

カンガルースタイルで寝室をプラス

カンガルースタイルとは、大きめのテントの中に別売りのインナーテントを入れるという考え方。

5〜6人用のツールームテントだと人数的にちょっと狭いという場合は、専用のインナーとは別に小型のテントをインしてしまえば、寝室スペースをひとつ増やせます。

テントの中にまたテントを設営するのかよ…と萎える必要はありません。そんな時はポップアップテントのようなワンタッチで設営できる物がおすすめ。
これなら余計な労力をかけずに寝室を増やせるので、キャンプへ行く人数によっては効果的な方法になります。

スペックと値段が比例するとは限らない

高いテントは良いテント、という認識は間違いないのですが、5万円のテントと20万円のテントで明確な違いが分かるかというと微妙。

さすがに数千円で買えるテントと5万円くらいのテントでは、素人でも分かるくらいの違いはありますが、一定のクオリティを超えてくると違いなんてほぼ分かりません。

バッグや服なんかもそうですが、素材は同じでもブランド名で値段が数倍違ったりしますよね。

耐水圧スペックは気にするべきか?

耐水圧は分かりやすく言うと、雨天などの悪天候時にどれだけ浸水せず耐えられるかというものを数値化したもの。

例えば僕が使っているアメニティドームだと耐水圧は1,800mmとなっています。ぶっちゃけこの数値は気にしたことがありません。

んー、この雨のレベルは耐水圧1,000mmくらいあれば耐えられそうだなあ」なんて考える人ってよほどの変態だと思います。普通はそんなの考えません。

数万円レベルのテントであれば、豪雨でもない限りは雨天時も問題なし。そもそも嵐のような天候でのキャンプは避けるべき。

安心感が欲しい人は耐水圧もチェックして損はありませんが、実用するにあたって役に立つかどうかというと、個人的には当てにならないかなと思っています。

初のテント選びの条件まとめ

  • 安すぎないテント
  • サイズには余裕をもつ
  • デザインが好み

まとめると上記の感じ。

突然の悪天候に遭遇する可能性も考えると、少なくとも2万円くらいは予算をかけてしっかりしたテントを選んでおいた方がいいかもしれません。

個人的におすすめのテント3選

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テントの選び方は分かったとしても、色々ありすぎて自分では選びきれないという人もいるかもしれません。

そこで、ここからは僕が個人的におすすめできる入門テントを紹介します。

おすすめのテント3選

あくまでも個人的見解ですが、過去の自分におすすめするなら上記のラインナップになります。

どのような基準で選抜したかについては下記の通り。

  • 人気が高い
  • 安物ではない
  • 設営が楽

そもそも人気が高いという時点でクオリティは保証されているようなもの。

人気のテントはyoutubeに設営動画なども豊富なので、事前に設営の手順を確認できるという点でも初心者向けと言えます。

間違いなしのアメドM

これは断言できます。最初のテントとしてアメニティドームMは最善の選択。

設営方法や撤収のやり方まで、youtubeで豊富な情報を得られます。多くのキャンパーが使っている大人気テントです。

安物のテントを買って『最初から良いテントを買っておけば良かった』という感想を聞くことは珍しくありませんが『アメニティドームを買わなきゃ良かった』なんて感想は聞いたことがありません。
  • 設営と撤収で迷いたくない
  • お洒落で高性能なテントが良い
  • 値段が高すぎるのは無理

こういった人は間違いなくアメドを選ぶべき。

サイズはMがおすすめ

アメニティドームにはS.M.Lの3サイズがありますが、ソロでもMが一番おすすめ。

Mは4〜5人用となっていますが、広くて困ることはありません。

Sを選ぶなら、同サイズのもっとコスパの良いテントがありますし、Lを選ぶくらいの人数を想定するならツールームテントの方が良いです。

コスパで選ぶならツーリングドーム

バイカー御用達のドーム型テント。メーカーは安定のコールマンなので、コスパについては折り紙付き。

アメニティドームと比べて、予算をグッと抑えられるので、デザインが好みならツーリングドームで選ぶのが良いです。

想定人数は2〜3人用なので、基本はソロキャンプ、たまに友達を連れて行くかも?くらいの人におすすめのサイズ感となっています。
  • ソロキャンプがメイン
  • アメドよりコストを抑えたい
  • 設営は楽な方が良い

こういった人はコールマンのツーリングドームがおすすめ。

サイズはLXとST

2サイズあり、LXが2〜3人用。STは1〜2人用となっています。

ソロキャンプしかしない、という強靭な意志があるならSTが良いかも。

テントはサイズが大きくなるほど、設営と撤収が大変になるので、STくらいのサイズ感は初心者にはうってつけです。

ツールームが良いならタフスクリーン

最初からツールームテントを選ぶなら、コールマンのタフスクリーン2ルームハウスがおすすめ。

おすすめできる理由

  • 広さ十分
  • デザインが豊富
  • 全面メッシュにできる
  • コスパ抜群

理由としては上記のとおり。

キャンプ場では家族連れのキャンパーが使っているのをよく見かけます。

リビングが全面メッシュにできるので、特に夏場は虫の侵入を気にせずに済むので圧倒的なメリットがあります。

この性能でこの価格は凄い

デザインによって価格が変動するものの、コスパについては、さすがコールマンと言わざるを得ません。

4〜5人用で、オールメッシュ可能なツールームテントを調べてみると、しっかりした物だと、だいたい10万円近くします。

それと比べて半額程度でこの性能が手に入るとなれば、タフスクリーンを選ばない理由がないですよね。

まとめ:テント選びは納得いくまで吟味しよう

本記事では初心者向けにキャンプで使うテントの選び方について解説しました。

僕が実際に使っているというひいき目もありますが、アメドMは本当に最高のテントだと思います。

最終的に決めきらないのであれば、アメドMを購入してみると良いですよ。

ほぼほぼ満足できるはずですが、万が一気に入らなかったとしても、メルカリやヤフオクで売却すればOK。人気テントは中古価格も落ちにくいというメリットもありますね。

本記事は以上となります。

この記事が、あなたにとってベストなテントを選択する手助けになったのなら嬉しいです。

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