アメニティドームMのインナーマットをトルテュライトでも使えるか試してみた

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キャンプを始めて以来、アメニティドームMを使ってきた僕ですが、ついに新幕を購入しました。

アメニティドームと同じブランドsnowpeakのトルテュライトです。

初めての設営は少し苦労しましたが、念願のツールームテントは控えめに言っても最高でした。

これまで使っていたアメニティードームのインナーマットを、トルテュライトでも使えるのか試してみたので、その結果をお話します。

アメニティドームMのインナーマットをトルテュライトでも使えるか試してみた

結果からお伝えすると、アメニティドーム専用インナーマットはトルテュライトでも使えます。

この結果は正直めちゃくちゃ嬉しかったですね。嵩張るとはいえ、このインナーマットにどれだけ助けられてきたことか。小石がゴロゴロしたサイトでさえ、このインナーマットのおかげで快適に過ごすことができました。

注意点&ポイント

  • サイズが少し大きいので、折りたたむ必要はある
  • 横はそのままでOK
  • 縦は3分の2の面積を使う
  • 折り畳んでも違和感はなし
アメニティドームMの方が寝室サイズが大きい為、インナーマットを折り畳んで使う必要がありました。ただ、折り畳んでも違和感は全くないので、問題なく使い回しが可能です。

トルテュライトの専用アイテムも購入を検討した

新幕を購入するに当たって新しく買い足すかどうか迷ったアイテムが次の通り。

  • グランドシート
  • インナーマット

トルテュライトには専用のグランドシートとインナーマットがあるのですが、値段が割高。

アメニティドームMを購入したときは、初のテントということもあり、奮発してグランドシートとインナーマットがセットになったものを購入したのですが、専用の物でなくても良かったかなという部分もありました。

理由

  • グランドシートは何でもいい※なんならブルーシートでもOK
  • インナーマットはかさばる
グランドシートについては、テントの汚れ防止が目的なので、安物でも機能性に問題はありません。専用のグランドシートと聞くと「専用なら間違いないな」と購入しがちですが(僕のこと)、冷静に考えるとブルーシートでも全然OKです。

ただ、インナーマットに関しては購入して大正解でした。

アメニティドームMの専用インナーマットは、ガチで最強

サイズが大きく、厚さもあるので嵩張りますが、そのデメリットが気にならない程の機能性があります。

アメドM専用インナーマットのメリット

  • 極厚なので地面の凹凸が気にならない
  • 底冷え防止効果が高い
  • 色んなテントで使いまわせる
さすがにゴツゴツした岩だらけの地面だと無理ですが、並大抵の凹凸なら専用インナーマットだけで過ごせます。さらにEVAマットなんかを敷いたらコットなんか不用品と成り下がります。それくらい高性能。

トルテュライトでも使えたので、折りたためばどんなテントでも使いまわせることが分かりました。

テントって次から次へ欲しい物が出てくるので、今後あたらしくテントを買い足した場合もアメドの専用インナーを持っているだけでOKなのは大きなアドバンテージ。余計な出費を抑えられます。

グランドシートはブルーシートでもOK

グランドシートに関してはそこまで予算をかけなくてもOKですが、サイズは気にする必要があります。

ポイント

  • テントのインナーよりも少し小さめサイズを選ぶ
  • 防水性のある物を選ぶ
グランドシートがテントからはみ出していると、雨や夜露がシートとテントの間に入り込みます。それだとインナーが濡れてしまうので、グランドシートはテントのサイズよりも小さめにするのが基本。

天気が晴れていても、ほとんどの場合、夜露や結露でテントは濡れます。「グランドシートは何でも良い」とはいえ、防水性のあるものを選ばないと意味がないので、注意しましょう。

アメニティドーム専用のグランドシートは、上記の条件を満たしていたので、トルテュライト用に買い換える必要はないと判断しました。

2020.3月追記:グラバーのオールウェザーブランケットを買い足しました

  • アメド専用グランドシート:用途が限定的
  • オールウエザーブランケット:グランドシート用途だけでなく、防寒用ブランケットなど、非常時にも便利
コンテナボックスなど、地面に直置きしたキャンプギアは、一泊後に底面が濡れています。そこでオールウェザーブランケットを敷くことで対策が可能。

非常時に備えつつ、色んな用途で使えるので、オールウェザーブランケットは購入して正解でした。ブルーシート買うくらいなら、最初から良い物を購入した方が満足感は高まるかもしれません。

アメドユーザーの僕がトルテュライトを買い足した理由

もうひとつ、アメドユーザーであった僕がなぜトルテュライトを買い足したのか、その理由も説明しておこうと思います。

理由は単純でシーンに応じて使い分けられるから。

  • キャンプする季節
  • キャンプサイトの広さ
  • ソロキャンプか複数か
  • 天候
テントを複数持っておくことで、設営の選択肢が広がります。でもホント、キャンプってお金かかりますね…。沼やあ…。

使い分け①:キャンプする季節

ツールームテントの購入を検討し始めた理由というのが、寒い季節にアメニティドームはちょっと寒いからでした。

アメドになくてトルテュにあるメリット

  • スカートがある
  • オールメッシュにできる
スカートがあることで、寒い季節は対策になります。夏はオールメッシュにすることで、虫の侵入を防げるという点が大きなメリットですね。

もちろんスカートの隙間からアリが入ってきたり、出入りのときに虫が入ることもありますが、ずっと開放しているよりは効果があります。

暑さ対策を考えれば、オールメッシュのツールームテントが夏は最強かもしれません。

使い分け②:キャンプサイトの広さ

トルテュライトは寝室と大きなリビングスペースを備えているので、小さいサイトだと設営が厳しい場面があります。

  • 広いサイト:トルテュライト
  • 狭いサイト:アメニティドームM
上記のように、サイトの大きさに合わせて使い分けが可能。キャンプの頻度が少ない人は、テントはひとつあれば十分かもしれません。僕の場合はキャンプ大好き人間なので、サイトによって使い分けるのも楽しく感じています。

使い分け③:ソロキャンプか複数か

キャンプに参加する人数によって、テントを使い分けるということですね。

  • ソロ:アメニティドームM
  • 複数:トルテュライト
トルテュライトは大きなリビングスペースが確保できるので、複数でキャンプをするには最適。ソロだと完全に持て余すので、少人数ならアメニティドームの方が適していますね。

設営に関しても、トルテュライトの方がアメニティドームより手間がかかります。ひとりで設営できなくはないですが、複数で設営した方が楽なので、そういった点からも使い分けを考えると良さそうです。

使い分け④:天候

キャンプは晴れの日に限りますが、場合によっては雨になることもあります。

アメニティドームだとインナーテントを立てて、そこからフライシートをかけるという設営手順なので、雨が降ると確実にインナーテントが濡れます。

一方トルテュライトはインナーテントが吊り下げ式なので、設営時にインナーテントが濡れることがありません。

ただし、完全に濡れないわけではない

  • 結露
  • 夜露
上記の場合、テントが濡れる可能性があります。雨が降らずとも、夜露や結露で濡れる可能性はあるので、トルテュライトにしたからといって絶対濡れない訳ではありません。

ただ、乾かす手間を考えると、サイズが小さいアメニティドームの方が楽。寒暖差が激しい季節は、結露の発生も激しいので「テントが濡れそうか否か」で使い分けるという考え方は有効です。

【snow peak(スノーピーク) 】アメニティドームM 【入門用テントの最高峰】

まとめ

今回は新しく購入したトルテュライトで、アメニティドームM専用のインナーマットが使えることが分かりました。

キャンプの入門テントとしてアメニティドームを購入した人も多いと思いますが、僕みたいに「ツールームテントも試してみたい」という人の参考になったなら嬉しいです。

大きな発見としては、インナールームの大きさについて。ツールームのトルテュライトの方が、インナーが小さいという点は盲点でした。

テントのサイズだけでなく、インナーのサイズも気にすることが大切ですね。

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