【基本】ブログ記事を書く手順を解説【超初心者向け】

ブログ運営

ブログ記事の書き方には、正しい手順があります。

SEOを意識せず、間違ったやり方で記事を書いても、Googleの検索上位に表示させることはできません。

僕は1年半ほど前にブログ運営をスタートさせたのですが、最初の頃に書いた記事はほとんど削除してしまいました。

削除した理由

  • SEOを意識して書けていなかった
  • 全く検索されない記事だった
僕のように、ゴミ記事を量産させるのは時間の無駄なので、できるだけ早く「正しいやり方」を身につけるべきです。

今回は初心者ブロガー向けに「ブログ記事を書く手順」について解説していきます。

読み終える頃には、あなたもSEOを意識した記事を執筆できるようになっていますよ!

ブログ記事の書き方はテンプレ化すべき

h2用画像

記事を書くたびに「今回はどんな感じで執筆していこうかな」なんて考えるのは手間だし、考える時間もかかります。

どの分野でも言えることですが、まずは基本に忠実になって取り組むべき。

基本的な手順は上記ツイートのとおりです。

ブログ記事の書き方

  1. キーワードを選ぶ
  2. ライバルサイトの分析
  3. まとめ記事or体験談の選択
  4. タイトルと見出しの決定
  5. 本文を肉付けする
大切なのでもう一度言います。我流でやるのはダメです。

まずは、基本的なやり方を身につけましょう。

手順①:キーワードを選ぶ

初心者でも狙いやすいのは商標キーワード+定番ワードです。

商標というのはiPhoneやAirPodsのような商品名のこと。これに定番ワードを加えてタイトルにする感じですね。

稼ぎやすい定番ワード

  • おすすめ
  • 比較
  • 手順
  • 商標
  • 始め方 
  • 買い方
  • 最安値
  • 口コミ(レビュー)
これはブログ界の第一人者であるmanabuさんも言っているので間違いありません。

僕自身も実践していますが、成果が出やすいキーワードだと実感しています。

キーワードに迷ったらツールを使おう

僕はRanktrackerという有料ツールを使っているのですが、初心者は無料ツールで十分です。

有名な無料ツールはラッコキーワードですね。

ラッコキーワードの画面

ラッコキーワードの画像

キーワードを入力すると、候補となる単語の一覧が表示されます。

例えば【ブログ】で検索するとこんな感じ。

ブログの検索結果

ラッコキーワードの画像

こんなふうに、キーワードの候補がたくさん出てくるので、この中から選んでいけばいい感じです。

手順②:ライバルサイトの分析

キーワードを選んだら、実際にその単語で検索をかけてみましょう。

検索結果で上位表示されているWebサイトは、Googleから高評価されている証拠です。書かれている内容を分析しましょう。

僕の場合、上位5サイトくらいまでは目を通すようにしています。

手順③:まとめ記事or体験談の選択

僕らが目指すべきはGoogle検索で1ページ目に表示されることです。

重要なのは、1ページ目に表示される記事の種類はパッケージ化されているという点。

具体的には

  • まとめ記事:7割
  • 体験談:2割
  • 広告:1割
すべてがこの割合ではありませんが、キーワード毎に上位表示されるサイトの傾向が変わります。

まとめ記事ばかり表示されるなら「体験談を書いた方が上位表示される確率があるかも?」と戦術を練った方がいいですね。

例として【iPhone おすすめ】というキーワードで検索してみました。

結果

  • まとめ記事:7つ
  • レビュー記事:1つ
記事の間に、YouTube動画と広告も少し表示されている感じ。このキーワードで戦うなら、レビュー記事の方が参入しやすそうですね。

ただ、iPhone関連のキーワードはドメインパワーが鬼強い大手メディアの巣窟なので避けるのが賢明です。

戦略まとめ

  • まとめ記事or体験談、どちらの方が勝率が高そうか判断してから記事を書く
  • 広告だらけのキーワードや、大手メディアばかりの場合、個人は勝てないので避ける

まとめるとこんな感じ。

初心者は「このキーワードなら勝てそうかな?」なんて考たことすらないはず。この戦略を知っているかどうかで結果は大きく変わります。

手順④:タイトルと見出しの決定

上位表示されているサイトのタイトル・見出しは、教科書のようなものです。Googleが「この内容が正解だよ」と言ってくれています。

ライバルサイトの構成を参考に、同様のキーワードを盛り込んで記事構成をつくりましょう。

ライバル記事を比較すると見えてくること

  • タイトルで使われているキーワードが同じ
  • 見出しも似ている
ブログ上級者は、既に上位表示されているサイトの記事構成をマネしつつ、さらに詳しい情報を追記して勝ちにいきます。

文章の丸パクリはNGですが、使うべきキーワードというのは、既に正解が見えているので、分析はしっかり行いましょう。

記事構成が完了した時点で、ほぼ勝敗は決まっています。

手順⑤:本文を肉付けする

基本は「見出しだけで内容を伝えられる」のがベストで、本文はその補足です。長々と書き続けると読みにくくなるので、簡潔にまとめるべし。

SEOを意識して書くなら、下記のようなポイントがあります。
  • 不自然にならない程度にキーワードを盛り込む
  • 関連する単語を散りばめる
関連する単語は、サジェストキーワードと呼ばれたりします。ググったときに、候補として表示される単語のことですね。

初心者には分かりづらいかもしれないので、具体的に説明します。

キャンプというキーワードでググってみた

サジェストキーワードの解説画像

ご覧のとおり、検索結果に【キャンプ】以外の単語が出てきますよね。これが関連キーワードです。
  • キャンプ飯
  • キャンプ場
  • キャンプファイヤー
キャンプをキーワードに記事を書く場合、上記のような関連する単語を文中に散りばめることで、SEO効果が高まります。

初心者のほとんどは、ここまで考えて執筆できていません。

これができれば脱初心者できます。

悲報:基本戦術が通用するのは中級者以上

ここまでが「基本的なブログの書き方」です。この内容を知っているかどうかで、結果は大きく変わるでしょう。

ただ、残念ながらこの戦術が有効なのは、ある程度ブログが成長していることが前提なのです。

理由

  • 始めたばかりのブログはドメインパワーが弱い
  • 似た内容の記事なら、ドメインパワーが強いサイトに勝てない
あなたもお分かりのとおり、基本に沿って執筆すると「ライバルサイトと似たような内容」になりがち。

そうなってくるとドメインパワー勝負になるので、運用歴の長いサイトや企業サイトには勝てないんです。

絶対に無理とは言いませんが、こういった要素があることは頭に入れておいてください。

初心者がとるべきブログ戦略はたったひとつ

h2用画像

ドメインパワーが弱いうちは、基本戦術でライバルサイトに勝つのは難しい。ですが、この手順は徹底してやっておくべきです。

勝率の差はあれど、結局ブログの書き方の正解って、これしかありません。

基本に従って書くことに加え、初心者へアドバイスできることが、下記の2点。

  • 君にしか書けない体験談を書け!
  • キーワードに縛られず自由に書こう
ひとつずつ深掘りします。

君にしか書けない体験談を書け!

自分だけの体験談って、他の人は書けないので、オリジナルコンテンツとして大きな価値をもちます。

ライバルに記事を分析されたとしても、マネされにくい内容であれば、ドメインパワーが弱いブログでも優位です。
  • ありきたりなまとめ記事:ドメインパワー勝負
  • オリジナルコンテンツ:あなただけの独壇場
もちろん、体験談がひしめき合うような激戦区のキーワードでは勝ち目は薄いです。

戦場を選ぶ必要はありますが、レビュー記事が少ない新製品などであれば、初心者でもチャンスはたくさん転がっていますよ。

キーワードに縛られず自由に書こう

今回、いろいろと解説してきたので、あなたの頭の中は「キーワード」という単語で埋め尽くされているかもしれません。

ここで注意しておいて欲しいことがあります。

キーワードに縛られて、熱量のない文章を書くのだけはやめましょう。

理由

  • SEOを意識するあまり、読者目線を忘れてしまう
  • ありきたりでつまらない文章になる
  • 自分でも「書いていて面白くない」と感じる
ブログは稼ぐツールではありますが、それは読者を満足させることが前提です。

お金稼ぎしか見えていないブロガーは成功できないので、ユーザー目線は忘れないように注意してください。

何より、自分が楽しくないとブログは続きませんよ。

まとめ:正しい手順でブログを書き、オリジナルコンテンツを積み上げていこう!

h2用画像

過去記事でも公開していますが、当ブログの運営も1年半を超え、収益は3~5万円に達しました。

削除した記事も含めると、トータル200記事以上は執筆してきたので、結果を出すまでには時間がかかった方だと思います。

ブログ開設したての頃

  • 1日に10PVあれば上出来
  • 収益は当然ゼロ
  • 記事構成はクソ
こんな状態からでも、努力を続ければ成長できました。

兼業しつつではありますが、真剣に取り組めば、誰でもこれくらいの成果は出せると断言できます。

大丈夫、あなたにもできるよ!

人気記事【20代店長のブラック体験談】月300時間労働が当たり前でした

人気記事【どっちがいい?】僕がプログラミングをやめてブログ運営にシフトした理由を語る