【スマホと一眼レフは大違い】カメラ選びに迷ったらAPS-Cを選びましょう【比較写真アリ】

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「最近のスマホはカメラ性能も良いし、十分かなと思うけど、もっと良い写真が撮ってみたい。一眼レフを購入するだけの価値ってあるんだろうか?」

本記事ではこういった疑問にお答えします。

最近のスマートフォンはハイスペックのカメラが付いているものも珍しくありませんが、やはり一眼レフとは明確に違いがあります。

僕自身、一眼レフを使うようになって5年以上経ちますが、もうスマホのカメラには戻れないです。

本記事を読むメリット

  • スマホと一眼レフの比較ができる
  • 初心者のカメラ選びについて分かる

スマホと一眼レフは大違い

h2用画像

僕はインスタにキャンプ関連の写真を載せているのですが、写真のほとんどは一眼レフで撮っています。

スマホでも良い写真が撮れるという人もいますが、僕の経験から「スマホで撮る写真は一眼レフで撮る写真には勝てない」という印象を持っています。

具体的にどう違うか写真で比べてみましょう。
まずはスマホで撮った写真が下記。

スマホで撮った写真

僕が使っているカメラレンズを並べてみました。
次に一眼レフで撮った写真を見てもらいましょう。下記の画像です。

一眼レフf1.8で撮った写真

背景のボケ具合が全然違いますよね。

ボケ感はF値で決まる

F値というのはレンズの絞りを設定する数値。値が小さいほど、背景のボケ具合が大きくなるので、カンタンにプロっぽい写真が撮れます。先ほどの写真はF値が1.8という設定で撮影しました。

次にF値が22で撮った写真を見てもらいましょう。下記の画像です。

f22で撮った写真

後ろに並んだレンズの輪郭が見えるようになりました。

特定の撮影物を目立たせたい時にはF値を小さくし、景色など全体的にピントを合わせたい時にはF値を大きくすればいいので、設定一つで色んな撮り方が出来るのはかなり便利です。

スマホだと撮ってから別のアプリを開いて、そこから細かく弄って加工しないといけないので、時間がかかりますよね。

そういう時に一眼レフを使っていれば、F値の設定を変えるだけで印象の違った写真が撮れますし、いちいち加工しなくてもいいのでアングルを変えて何枚も連続で撮影することだって可能です。

こういったメリットがあるので、スマホではなく一眼レフを使った方が良いと僕は思っています。

カメラ選びに迷ったらAPS-Cを選びましょう

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ではカメラ選びについて、初心者はどういったカメラを選んだらいいのかということですが、結論からいうとAPS-Cのカメラを選べばOKです。

APS-Cとは

カメラのセンサーサイズのこと。ザックリ説明すると「大衆向けのセンサーサイズ」がAPS-Cです。

APS-Cの上位グレードは「フルサイズ」というものなのですが、初心者にはオーバースペックなので、APS-Cで十分。

ちなみに僕が使っているカメラはCANONのEOS Kiss X6iという機種で、結構古い型番ですが十分良い写真が撮れます。

カメラの写真

使っているレンズは次の通り。

単焦点レンズが多いです。
単焦点レンズは明るいレンズが多くて、F値を小さく設定できるので、良い背景ボケの写真が撮れるんですよね。

24mmは比較的広角のレンズなので、風景や広い範囲を撮る時に使っていて、50mmは特定の対象物を撮る時に使うというような使い分けをしています。

24mmレンズはパンケーキレンズとも呼ばれます。
軽くて持ち運びに便利ですし、これもまた良い写真が撮れるのでオススメです。
Canon 単焦点広角レンズ EF-S24mm F2.8 STM APS-C対応

望遠レンズは動物などあまり近寄れない対象物を撮るときには役立ちます。

50mmの単焦点を買ってからは40mm単焦点を使う頻度はほとんどなくなっていますね…。

キャノンのAPS-Cカメラを買うのであれば50mmはほぼ必須のレンズです。
というかコレさえあれば十分くらいのレベルで良いレンズなので購入して間違いないですよ。

撮影モードはAVモードだけでOK

一眼レフを購入した後に迷うのが、どの撮影モードで撮ったらいいのかという悩みだと思いますが、結論を言うと基本的にAVモードだけ使えばOKです。

一眼レフを購入した目的というのは『スマホとは違ったボケ感のある写真が撮りたい』という点だと思いますので、AVモードでF値を変更すれば先ほど説明したようにボケ感を調整しながら撮影することが可能です。

F値を小さくして撮影すると恐らく『何コレスゲー!』と興奮して撮りまくると思いますが、F値が小さいと全体的に明るすぎる写真になってしまうことがあるハズです。

そんな時は『露出補正』が有効で、恐らくどのカメラにも付いている機能のはずです。

露出補正をマイナスにすれば全体的に写真が暗くなっていくので、全体的に明るくなってしまう場合は露出補正のマイナス値を調整してみると良いでしょう。

またはF値を大きくすることで、ボケ感は少しずつ減っていきますが、それにともなってレンズに入ってくる光量も少なくなるので、全体的な明るさも抑えられてくるハズです。

ひとまず一眼レフでそれっぽい写真を撮るのであればAVモードで撮影しつつ露出補正で明るさを調整するだけでOKです。

WiFi機能が付いていないカメラでもスマホと連動できます

最後に、購入したカメラにWiFi機能が付いていない場合はスマホと繋がらないからインスタに写真をあげられない!という悩みを解決しておきましょう。

僕が使っているEOS Kiss X6iにもWiFi機能は付いていません。

ですがWiFi機能のついたSDカードを使っているので、問題なくスマホと連動させることができていて、そこからインスタへのアップも問題なくできています。

WiFi機能付きのSDカードというのが次の通り。

東芝 FlashAir 無線LAN搭載 メモリーカード

Flash AirというSDカードです。
これさえあればWiFi機能が付いていないカメラでもスマホと連動させることができるので便利ですね。

値段は少し割高感はありますが、WiFi機能付きの最新一眼レフを買うのと中古の一眼を買うのとでは数万レベルの違いがあるので、中古の一眼レフで出費を抑えたい人はFlash Airを使うというのがオススメです。

まとめ

まとめ用画像

具体的に写真を見てもらって分かったと思いますが、スマホと一眼レフでは撮れる写真は大きく違います。

もしも一眼レフを購入するのであれば、値段の張るフルサイズを購入する必要はなくて、APS-Cを購入すれば間違いなく満足できます。

僕は未だ古い機種を使っていて満足できているので、わざわざ新品を買う必要すらないかもしれません。

新品にこだわらないのであればヤフオクやメルカリなどで、中古品のAPS-Cカメラを購入するのも有りですね。

最新の物をレンズと共に揃えたいと言う人は、僕の経験からCanonのKissシリーズは信頼できるので下記リンクから検討してみるといいかもしれません。

Canon (キヤノン) EOS Kiss X9i ダブルズームキット
最近のスマホカメラも凄いですが、やっぱり一眼レフのボケ感が最強。SNSで他人と差をつけたいなら、思い切って一眼レフに乗り換えるのがいいかもしれませんよ!

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