嫌いな上司に対処する方法【タイプ別に2パターン紹介】

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職場に嫌いな上司がいて、転職を考えている人も世の中には結構いると思います。

しかし転職するとなるとお金の問題などで簡単に転職へ踏み切れない人も多いのではないでしょうか。そもそも転職した先でも嫌な上司に当たってしまったら本末転倒です。

この記事では転職を考えるほどの悩みを抱えるあなたの為に、嫌いな上司に対処する方法について解説していきます。

嫌いな上司に対処する方法

現在の僕もサラリーマンでして、大勢の人と働いていると上司に限らず嫌な人というのは職場に必ずいるものです。

嫌いな上司に対処する方法は2パターンあって、ひとつは『こちらから歩み寄る方法』で、もうひとつは『上司のことを許してあげる』思考法です。

基本的に嫌いな上司に対処する方法というのはこの2パターンでなんとかなります。相手がどういうタイプの上司かによって対処するパターンが変わってきますが、大まかな分類は下記の通り。

歩み寄る方法が有効な上司のパターン

  • 仕事ができる上司
  • 常に嫌いな訳ではない上司
  • 感情的になりやすい上司

実際に仕事ができて、好き嫌いは抜きにして仕事面では尊敬できる部分がある上司であればこちらのパターンに当てはまります。

感情的になりやすい上司で悩んでいる人はその上司に対して『怖い』というイメージを抱いているかもしれませんが、こちらもうまく対処すれば苦手意識はなくなります。

普段の業務中は嫌いではないが、『機嫌が悪い日は近寄りたくない』とか『忙しい時だけ態度が横暴になる』などある一面だけが嫌いという場合もこちらのパターンですね。

許してあげる思考法が有効な上司のパターン

  • 仕事ができない上司
  • ネガティブな上司
  • コミュニケーションをとる気がない上司

常に発言がネガティブだったり、覇気がなかったり、人間的に暗い感じの上司であればこちらのパターンです。

僕の経験上、上記のようなパターンで仕事ができる上司を見たことがないので、仕事ができない上司の場合はこちらのパターンで攻略した方がいいかもしれません。

こちらから話しかけてもまともに反応しなかったり、挨拶を返してこないなど、コミュニケーションをとる気がない上司の攻略は間違いなくこちらのパターンに当てはまります。

あなたが嫌いな上司はどちらのパターンに分類されたでしょうか。

それぞれの対処法がもつ方向性

  • 歩み寄る方法:状況自体を改善する方向性
  • 許す思考法:自分の考え方を変える事でストレスを減らす方向性
場合によってはそれぞれを併用した方が効果が高い場合もあります。それでは詳細を解説していきましょう。

こちらから歩み寄る方法

嫌いな上司がいるということは、その上司とうまくコミュニケーションがとれていない状況なので、お互いの共通点を見つけられれば親密感を得られて円滑なコミュニケーションが生まれます。

例えば、あなたに何か趣味があったとして、上司がその趣味について興味があって聞いてきたり、あるいは同じ趣味を持っていたことが分かったら、一気に親近感が湧きませんか?

趣味の話を通じてコミュニケーションが生まれれば、嫌いという感情は無くなっていくことでしょう。

嫌いな上司』を『親近感のある上司』に変えるには、共通の話題が不可欠なので、気が乗らないかもしれませんが、まずは上司の趣味についてリサーチをして、その趣味について勉強してみるのがいいかもしれません。

改善したいなら自ら動くしかない

なんでそこまでして嫌いな奴に歩み寄らなけらばいけないんだ、という意見もあるかもしれませんが、向こうから歩み寄ってきてくれるのを待っていたら恐らく一生平行線のままですし、あなたの職業生活からストレスが無くなりません。

ここはひとつあなたが大人になって、上司に対して歩み寄っていくことが必要です。

やってみたら意外とその趣味が自分に合っていることもあるかもしれません。誰に対しても自分から歩み寄れる姿勢が出来ると、どんな職場でも対応していけるコミュニケーション能力が身につきます。

許してあげる思考法

コミュニケーションをとることによって状況が改善する場合がほとんどですが、相手がコミュニケーションを取る気が全くない場合は話が別です。

仕事ができないのに口ばかり達者な上司や、部下の悪口ばかり言っていたり、挨拶をしても返さない上司など、世の中にはどうしようもない上司がいるのもまた事実。

こちらからの歩み寄りが通用しない相手に対しては、状況の改善というのがかなり難しいのですが、こちら側の捉え方を変えることによってストレスを軽減させることはできます。

怒りは無意味

恐らくこういうタイプの上司に対しては嫌いというより怒りの感情を抱いている人が多いと思いますが、まずはその怒りという感情が無意味だということを認識しましょう。

あなたにとっての理想は『ストレス無く仕事に取り組めること』ですよね。怒りという感情はストレス以外のなにものでもないので、その感情を除外してしまえばある程度楽になります。

怒るなと言われてそう簡単に冷静になれる訳ないだろ、という反論も理解できるのですが、争いは同じレベルの者同士で起こるものなので、嫌いな上司と自分は同レベルなんだと認めてしまうようなものです。

あんなしょうもない上司と自分が同じレベルなんて認めたくないですよね。

あなたは上司より大人でまともな人間であるはずなので『ダメな上司だなあ』と達観して、上司を許してあげましょう。

ダメな人の許し方についてですが、僕の場合は島田紳助さんの話が非常に参考になっていて、たいていのことはこの考え方で許すことができているので、島田紳助さんの話を軽くまとめてお伝えします。

魂というものは輪廻転成を繰り返している
前世は虫や植物だったかもしれない
何度も人生を繰り返し、ようやく人間としてこの世に生を受けた
人間にも前世で何度も生まれ変わっている人がいる
そういう人は徳が高い
逆に愚かな人間は今回が初めての人間としての人生なのだ

つまり、どうしようもない人というのはまだ1回しか人間を経験していないのです。歴史に名を残す偉人や、総理大臣になれるような優秀な人というのは何度も人間として生まれ変わってきているという考え方ですね。

一方であなたの嫌いなダメ上司は、今回の人生が人間としての1回目の人生なんです。前世はミジンコか何かだったのでしょう。このまま愚かな上司のままなら、来世はゴキブリかもしれません。

こんな風に考えると、ダメな上司も許してあげたくなりませんか?

ダメな上司はダメなまま、いきなりコミュニケーションをとってくれるようになったり、状況が改善することは難しいでしょう。ただ、そういう場合はあなたの思考次第でストレスは軽くなります。

あなたの嫌いな上司がコミュニケーションの通じない相手の場合、この思考法を是非お試しください。

まとめ

嫌いな上司との関係を改善する為にはコミュニケーションが必要不可欠です。

受け身になって状況が改善されるのを待つのではなく、あなたが大人になって上司に歩み寄ってあげることで『嫌いな上司』は『親近感のある上司』に変わります。

コミュニケーションが取れないようなどうしようもない上司の場合は『許してあげる思考法』を試してみてください。

今回は以上です。この記事があなたの役に立てたなら嬉しいです。それではまた。

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