【ブログ初心者は注意】パーマリンク設定だけではダメ!URLも編集しないと大変なことになります

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新しくブログを開設する際に色々と調べて、WordPressの設定もしていると思いますが、パーマリンクの設定は正しくできていますか?

ブログ初心者にとっては馴染みのない『パーマリンク』ですが、最初に正しく理解しておかないと大変なことになるので、ブログを開設したばかりの人はパーマリンクへの理解が必須です。

本記事ではパーマリンクとは何なのかという基本的な部分から、設定後に行わなければならない注意事項について解説していきます。

SEOとパーマリンク

まずはSEOとパーマリンクについて理解をしておく必要があるのでそれぞれ解説しておきましょう。

SEOとは?

SEOとはSearch Engine Optimizationの略なのですが、意味は『検索エンジンの最適化』です。

Webサイトを多くの人に見てもらう為には『SEO対策』が必須です。

例えばあなたが『美味しい料理の作り方』を調べたいと思った時『美味しい 料理 作り方』などで検索しますよね。実際にGoogleで検索してみると、1ページ目は次のような表示になりました。

美味しい料理の作り方の検索結果1

タイトルを見ただけで書いてある内容が分かるようなWebサイトが、検索結果の上位に来ています。上位表示されることで、アクセスが伸びやすくなるのは明らかですね。

一方で検索結果の10ページ目に表示された画面が次のものです。

美味しい料理の作り方の検索結果10

1ページ目に比べて分かりにくいですよね。そもそも10ページ目まで見ていく人はまず居ないので、アクセスは集まらないでしょう。

Googleの検索エンジンにとって『このサイトは分かりやすそうだな』と判断してもらえるWebサイトを作る為にすることが下記。

  • タイトルを分かりやすくする
  • タイトルに合った内容を書く
  • 人にとっても検索エンジンにとっても分かりやすい構造にする
だいたいこのような感じの理解で大丈夫です。3つ目の分かりやすい構造という部分のひとつがパーマリンクになりますので、次にパーマリンクについて解説します。

パーマリンクとは?

パーマリンクとはURLの末尾の部分のことです。

例えばこの記事で言うとhttps://kyoheyblog.com/configuration-permalink/がURLになっているのですが、configuration-permalinkの部分がパーマリンクです。

URLの構造としては『サイト名 + 記事の内容』という構成ですね。

パーマリンクが正しく設定されていないWebサイトのURLがどうなっているかというと『●●.com/xyz-p=100%gdjao』みたいな感じで、何が書いてあるのか分からない状態になっています。

ぐちゃぐちゃなURLを見たことがある人も多いのではないでしょうか。これはSEO対策が出来ていないWebサイトということになります。

この記事のURLはパーマリンクの部分がconfiguration(設定)とpermalink(パーマリンク)となっているので、Google検索エンジンが『このサイトはパーマリンクの設定について書いてあるんだな』と判断してくれるので、訳のわからないURLよりは上位に表示されやすくなるということですね。

ここまででSEOとパーマリンクについては理解できたと思います。では次に正しいパーマリンクの設定方法と、設定した後に行うべきことについて解説をしていきます。

パーマリンク設定だけではダメ

ブログを開設する時点でどのような設定をしなければならないのか、ある程度調べると思うので、パーマリンクについても設定するべきだと知っている人が多いと思います。

ただここで注意しなければならないのは、パーマリンクの設定だけでは不十分ということ。記事を書く際にURLの編集まで行う必要があります。

僕はブログを開設したてでパーマリンクについての理解が足らずに、設定をしただけで安心して記事を書き続けて大変なことになりました。読者のあなたには同じ失敗をして欲しくないので、この部分はしっかり抑えていきましょう。

パーマリンクの設定方法

まずはパーマリンクの設定方法ですが、WordPress設定の中に『パーマリンク設定』という部分があるので、そこから設定が可能です。
wordpressの説明画像

設定画面の中に選択肢がいくつかあると思いますが『投稿名』を選択すればOKです。

パーマリンクの説明画像

投稿名を選ぶべき理由はパーマリンクで重要なのが次の3点だからです。

  • シンプル
  • 人から見ても検索エンジンから見ても分かりやすい
  • 意味のある単語

日付や月などはそのサイトを見る人にとって意味がある訳ではないですよね。この記事が何月何日に書かれたものなのかというよりも、何が書かれているかのほうが重要です。

シンプルで分かりやすく、意味のある単語(タイトルで使用するキーワードなど)をパーマリンクにするなら『投稿名』がベストです。

URLも編集しないと大変なことになる

僕はここを理解していなかった為に、1記事ずつパーマリンクを設定しなおすハメになりました。

過去の記事のパーマリンクを設定しなおすことのデメリットについては後で解説しますが、読者の方は同じ過ちをしないように注意しましょう。

URLの編集方法は次の画像を見てもらうと分かりやすいと思います。

パーマリンクの説明画像

これはエックスサーバーを使ってブログを始める方法という記事の投稿画面なのですが、URLの右側に編集ボタンがありますよね。

編集ボタンをクリックすると任意のパーマリンクを入力できるので、意味のあるシンプルなパーマリンクを設定すればSEO対策になります。

このまま編集せずに投稿するとURLが日本語入りのものになってしまうので、圧倒的に良くありません。URLの中に日本語が入っていると文字化けして訳のわからないURLになります。適切なパーマリンクを設定しましょう。

パーマリンクの説明画像

編集するとこんな感じです。分かりやすいURL構造になっているのが分かると思います。

重要な部分なので繰り返しますが、記事を書いたら必ずパーマリンクを編集してから投稿するようにしてくださいね。

パーマリンクをあとから変更するとどうなるか

パーマリンクをあとから変更するデメリットは次の通り。

  • Googleからの評価がリセットされる
  • 被リンクが無効になる
  • シェアされたURLも無効になる

Googleからの評価がリセットされる

パーマリンク変更によってURLも変更されるので、これまでアクセス数などで積み重ねてきたページの評価がリセットされます。

分かりやすく言うとページの順位が下がるということですね。上位表示されていたサイトの順位がリセットされるのは痛いです。

被リンクが無効になる

他のサイトなどから自分のページにリンクを貼ってもらっていた場合、そのURLが無効になってしまいます。

被リンクを貰えるということは良質な記事である証拠なので、そういった記事の評価もリセットされるのは苦しいことです。

もちろん、関連記事として自分の記事同士で内部リンクを貼っていたらそのURLも無効になるので、記事毎にリンクを貼り直す作業が発生するので面倒臭すぎて頭が痛くなります。

シェアされたURLも無効になる

ブログの記事をSNSで発信している人もいると思いますが、当然そのURLも無効になります。

シェア数が多ければ、その分のアクセスも減るということなので、出来れば避けたい事態ですね。

以上、あとからパーマリンクを変更することによるデメリットを説明しました。

まとめ

SEOとパーマリンクについての基本的な部分は理解できたはずです。

今回は僕の体験から、パーマリンクは設定するだけではダメで、投稿時にパーマリンクを編集する必要があるということをお伝えしました。

何度も繰り返しになりますが、あとからパーマリンクを変更するのはデメリットしかないので、記事を書く際はパーマリンクも適切に設定してから投稿するようにしましょう。

今回は以上です。素敵なブログライフを!