2020/06/08

LINEモバイルとUQモバイルで迷うのは無駄！【2秒で解決】

LIFE

LINEモバイルとUQモバイル、どちらにしようか迷う理由は「比較するポイントが分かっていないから」です。

よく比較される内容

料金
通信速度
サポート体制
対応端末

正直、どんぐりの背比べ。

ほとんど誤差なのに、細かく比較させるのって、読者に親切じゃないですよね。

僕も格安simを契約する際、こういった情報に踊らされ、何度も乗り換えるハメになりました。

読者のあなたには同じ失敗をして欲しくない。

本記事では、LINEモバイルとUQモバイルで迷っているあなたへ、正しい選び方を解説します。

LINEモバイルとUQモバイル、比較は2秒で終わる

それぞれおすすめな人の条件をまとめました。
下記を見れば2秒で判断できます。

LINEモバイルがおすすめの人

SNSのヘビーユーザー
LINEのID検索を使いたい

UQモバイルがおすすめの人

auの電波しか入らない
ガンガン通話する
複数回線まとめて契約する

実用面を考えると、上記のポイントで判断すればOK。

それぞれ深掘りしていきますね。

LINEモバイルはSNSに特化

LINEモバイルなら、SNSのデータが使い放題になるプランを選ぶべき。

知らない内に通信制限にかかる人は、「SNSへアップロードした動画や高画質の写真」が原因になっていることも多いです。この問題は、SNSのデータを使い放題にすることで解決。

基本プランに＋480円で使い放題

Twitter
Facebook
Instagram
LINE MUSIC

上記サービスをよく使うのなら、LINEモバイルが有力候補。

通信制限を気にせず、ガンガンSNSに投稿できるのは強み。

LINE IDが使える唯一の格安sim

新しく知り合った人と、連絡先を交換するとき、手っ取り早いのがLINE IDの交換。

格安simの中で、LINE IDが使用できるのはLINEモバイルだけです。

「ID検索が使えないのは困る！」という人はLINEモバイル一択。

UQモバイルはau回線を使用

LINEモバイルは全てのキャリアの電波に対応していますが、UQモバイルはau回線しか利用できません。

全国的に電波が繋がりやすくなってきてはいるものの、「auの電波しか拾えない」という場所もあるので、契約する回線を選ぶ際は慎重になる必要があります。

domocoしか入らない：LINEモバイル
Softbankしか入らない：LINEモバイル
auしか入らない：LINEモバイル or UQモバイル

auの電波が入らないのに、UQモバイルを契約するのは、無謀なのでやめましょう。

全キャリアの電波を網羅しているという点でいうと、LINEモバイルが選ばれるシーンの方が多いかもしれませんね。

UQモバイルの通話オプションはビジネス向け

UQモバイルは1700円プラスすることで、国内通話が24時間いつでもかけ放題になるオプションが用意されています。

メリットがある人

相手とLINE通話ができない間柄
通話相手がガラケー

主にビジネスシーンでメリットがある印象。
プライベートであればLINE通話で十分ですからね。

LINEモバイルには、24時間いつでもかけ放題というオプションはないので、ビジネス利用を考えるならUQモバイル一択。

UQモバイルは家族割がお得

複数台まとめて契約するなら、圧倒的にUQモバイルがお得。

2台目以降の契約は、通常と比べて500円も安くなります。

LINEモバイルには、こういった月額割引がないので、

家族分をまとめて乗り換える
自分用に2台目も同時契約

上記のような場合には、UQモバイルを選ぶのが賢いです。

まとめ：SNS重視はLINEモバイル、複数契約ならUQモバイル

要は「あなたが何を求めるか」によって、適切なサービスは決まっているということ。

実用的に差のない部分を比較しても、ただ自分を迷わせるだけです。

考えるポイント

SNSめっちゃ使う？
仕事用？プライベート用？
住んでる地域の電波状況は？
契約するのは複数？1台だけ？

上記ポイントさえ認識できていれば、あなたも正しい選択ができるはず。

とはいえ、慎重派の人は「やっぱり速度や通信速度が気になる」という気持ちは残っているでしょう。

ここからは、そんなあなたの為、よく比較される内容について深掘りしていきます。

LINEモバイルとUQモバイルの料金プランを比較

実用性を考え、それぞれおすすめのプランで比較すると下記。

LINEモバイル（3GB/月）SNS音楽データフリープラン：1,960円
UQモバイル（3GB/月）：1,980円

最も一般的な3GB/月の通信量、音声通話SIMでの比較。

機能面の差はあれど、3GBの容量に対する料金はほぼ同じと言えます。

それぞれもう少し深掘りしてみましょう。

LINEモバイルはSNS音楽データフリーがお得

LINEモバイルのメリットを最大限活用するなら、主要SNSサービスが使い放題のプランを選ぶべき。

公式の料金表

LINEモバイルの料金表

インスタとLINEミュージックは使わない、ということであれば上記プランがさらに200円安くなります。

「いや、LINEだけでいいよ」ということであれば、ベーシックプランが一番安い。

ベーシックプランの料金

LINEモバイルベーシックプランの料金

1,100円のプランは通信速度が常時遅い（マジで実用に耐えないレベルです）ので、最低でも1,480円のプランを選びましょう。

最安価格だけ見ると、UQモバイルよりもLINEモバイルの方が割安。

あくまでも最優先で考えるべきは、記事前半で解説した部分ですが、決定打がないのであれば「安さ優先のLINEモバイル」という選択はアリですね。

UQモバイルはプランSがおすすめ

料金体系は2種類なので、非常にシンプル。

公式の料金表

uqモバイルの料金表

データ容量はプランSが3GB/月、プランRが10GB/月です。ここはプランSで問題ない。

月に10GBって「動画をめちゃくちゃ見る人向け」なのですが、ネットフリックスとかで日常的に視聴する人は到底10GBじゃ足りない。

そういう人はポケットWiFiや自宅に固定回線を契約するべきです。

使い分けを考えよう

日常の用途：スマホ回線
動画などヘビーユーズ：WiFi

速度制限によくかかる人って、こういう使い分けができていないからなんですよ。

日常用で考えるなら、UQモバイルの場合は1,980円のプランを選べばOKです。

UQモバイルは複数契約がお得

繰り返しになりますが、2回線目以降の月額料金が500円も安くなるのはお得しかない。

家族用にまとめて契約するのはもちろん、自分用に2台目を持つのも最近は珍しくありません。

複数持ちのメリット

バッテリー切れのリスクが減る
データ保存容量が倍増
用途に応じて使い分け

契約の台数が多いほどお得感が増すので、まとめて契約するならUQモバイル一択です。

LINEモバイルとUQモバイルの通信速度を比較するのは無意味

まず断言しておきます。

通信速度なんて当てになりません。

それは下記のような理由があるから。

通信速度に影響する要因

電波状況：悪ければ当然速度は遅い
時間帯：昼、帰宅ラッシュ時は通信が混雑する
利用者の密集度：お正月、災害時など、みんな同時に通信するタイミングでは繋がりにくい

そもそも、公式で表示されているのはベストエフォート（理論上出せる最速の数値）なので、再現性は極めて低いです。

つまり、通信速度は様々な要因によって変動するので、スペックを信用するのは意味がないということ。

UQモバイルは速い、というのは本当か？

ネット上では「UQモバイルが速い」ってよく言われていますが、あれってアプリで測った数値を見た感想なんですよ。

SNSなどで検索してみると、全員が口裏合わせたかのように、通信速度の数値を載せています。

果たしてこれは「実際の体感」なのでしょうか？

例：車の速度

スポーツカー：最高時速200km
軽自動車：最高時速140km

これ、数値で見ると確かにスポーツカーが速い！って言えますよね。

ただ実際には、公道は法定速度でしか走れないので、いくら最高速度が早くても意味がない。

この場合、大切なのは「徒歩より早く移動できる」ことであって「速度勝負」じゃないんです。話を格安simに戻しますね。

ストレスを感じない通信速度は？

LINE：1Mbpsが目安
動画視聴：5~20Mbps

一般的に「ストレスなく通信できる速度の目安」は10~30Mbpsと言われています。

この数値を見ると「あれ？意外とハードルは低いんだなあ」と思いますよね。

YouTubeが推奨している速度

4K：20Mbps
HD 1080p：5Mbps
HD 720p：2.5Mbps

YouTube動画は1080pで見る人がほとんどなので、データ通信量が多い動画でさえ5Mbpsあれば十分ということになります。

さて、前置きが長くなりましたが、勘のイイ人ならもうお気づきでしょう。

「UQモバイルはえぇ！（速度画像付き100Mbps）」のツイートは、数字に踊らされているだけ、ということです。

逆に、LINEモバイルは遅いのか？

試しにTwitterで「LINEモバイル　遅い」で検索してみました。

すると、「ふむふむ、確かに遅いという意見があるな」という感じ。

そこで他社サービスも検索

UQモバイル　遅い
楽天モバイル　遅い
Yモバイル　遅い

結果、どのサービスで検索してもこういった意見がありました。
なぜ、こういうことが起きるのか？

先ほどお伝えした通り、通信速度とは、様々な要員によって左右されるものだからです。

もうこれで「通信速度が早い方を選ぼう」という判断が間違っているのは理解できましたね。

乗り換え前の判断方法を伝授

「実際に使わないとストレスなく通信できるか分からないなんて、不安すぎるんだけど」というあなたへ。

今使っているスマホは、どこの回線を使っていますか？

ストレスなく通信できているなら、乗り換え後も同じ回線を使うようにすれば、かなりリスクを抑えられます。

LINEモバイルは全てのキャリア電波に対応。UQモバイルはau回線のみでしたね。

他社の電波状況が知りたければ、ショップで代替え機を無料でレンタルしてくれる場合があります。

「乗り換えを検討してるんですけど、電波が入るかどうか不安で…」っていう感じで話をすればOKです。

LINEモバイルとUQモバイルのサポート体制を比較

両サービス共に、利用者数は100万人を超えています。

これだけ多くの人が利用しているサービスなのに、「サポート体制が悪い」なんて、あると思いますか？

両者共通のサポート

説明するまでもないですが、ほとんどの人が問い合わせる手段は完備。

電話対応
メール対応
チャット対応

この辺りは当然、心配ないです。

店舗数はUQモバイルが多い

「何かあったときには、店舗にすぐ相談したい」という人は、UQモバイルを選んだ方がいいかもしれません。

LINEモバイルの方が店舗数が少ないので、近所にあるかどうか確認する必要アリ。

とはいえ、格安sim歴5年以上になる僕は「1度も店舗の必要性を感じたことはない」ので、機械オンチな人でなければ大丈夫だと思います。

LINEモバイルとUQモバイルの対応端末を比較

少々乱暴な言い方になりますが、最新のスマホはだいたい対応するので、比較する意味は薄い。

端末は中古で購入するという手もあるので、欲しい機種の取り扱いがない場合は、simの契約だけすればOKです。

中古で旧機種を購入して使う場合は、対応しているかどうか確認するのを忘れないようにしましょう。

それぞれ公式の対応端末ページがあるので、そちらをチェックすれば大丈夫です。

該当ページ

そもそも人気機種を取り扱わないなんて、売上を捨てるようなもの。

メジャー機種は揃っていて当然ですね。

LINEモバイルとUQモバイルの違約金の違い

違約金の有無については、それぞれ契約するプランによって違いがあります。

LINEモバイルの違約金

まとめると下記のとおり。

データsim：いつでも無料で解約OK
音声sim：12ヶ月以内の解約で1,000円の違約金

昔は9,500円の違約金が発生しましたが、現在はたった1,000円のみ。

12ヶ月目以降は、いつ解約しても違約金は発生しないので、契約縛りがないのは好印象ですよね。

UQモバイルの違約金

残念ながら、キャリアと同じく契約縛りがあります。

違約金まとめ

スマホプラン：いつでも無料で解約OK
データ高速・無制限プラン：いつでも無料で解約OK
データ高速・無制限＋音声通話プラン：12ヶ月以内の解約で9,500円
おしゃべり・ピッタリプラン：2年更新の自動更新月意外は9,500円

基本、音声simは違約金が発生する可能性がある、と認識しておきましょう。

この辺りはLINEモバイルと比較して、ちょっと微妙な雰囲気を感じるかもしれません。

結論：解約なんてしなければいい

要はLINEモバイルか、UQモバイルか、自分に合った正しい選択をすれば良いだけ。

「解約条件が緩いからLINEモバイルにする」のは違うし「違約金が高いからUQモバイルを選ぶ」のも間違いです。

ここまで読んでくれたあなたなら、正しい選択ができますよね。

まとめ：LINEモバイルはSNS、UQモバイルは複数契約が魅力

もはや繰り返す必要もないと思いますが、冒頭にお話しした通り、それぞれおすすめな人は下記。