ビジネス系YouTuberが月額有料サービスを始めている理由

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まこなり社長manabuさんを始め、有名なビジネス系YouTuberが月額有料サービスを始めています。

これは、ビジネスモデルの主流が「広告収入からダイレクト課金へ」変化しつつあることを示しています。

MarkeZineによると、コロナ禍によって63.5%の企業で広告費が減少したというデータも。
  • YouTubeをやれば儲かるらしい
  • 個人で稼ぐなら広告収入だ
上記のように考えている人は、もしかすると時代を見誤っているかもしれません。

でも安心してください。
多くの人はまだこの変化に気付いていません。

この記事では、今後のビジネスモデルの変化を解説するので、2分ほどお付き合いいただけると嬉しいです。

ビジネス系YouTuberが月額有料サービスを始めている理由

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ポイントは3つ。

上記ツイートのとおりです。

  • 広告収入によるビジネスモデルが崩壊しつつある
  • 情報に価値がなくなってしまった
  • 大衆よりもコアファンが大切な時代
こういった変化は、数年前からジワジワ始まっていて、コロナ禍でイッキに顕在化した感じですね。

分かりやすい例がオンラインサロン

数年前までは怪しいと言われていましたが、今では芸能人も我先にと始めています。

ポイント①:広告収入によるビジネスモデルが崩壊しつつある

冒頭のデータからも分かるとおり、多くの企業が広告費を削減しています。

もちろん、コロナ禍という特殊な状況が原因ではありますが、ビジネスの最前線にいる人たちは問題点に気付きました。

ここが問題

  • 広告収入は外部環境に左右される
  • 不安定な収入源に頼るのは危険
YouTuberの中には、コロナ以前と比べて広告収入が半減したという人も大勢います。

コロナ収束後は回復するだろう、という意見もありますが、広告収入モデルが不安定であるという事実は変わりません。

ココに気付いた人たちが、月額課金サービスへと舵を切っているのです。

ポイント②:情報に価値がなくなってしまった

今はググれば何でも解決する時代です。

国民全員が発信者となった現代では、情報で差別化ができなくなってきました。

検索ツール

  • Google
  • Twitter
  • Instagram
ほとんどの情報は、上記のツールを使えば入手することができますよね。

情報で差別化できなくなったとき、価値をもつものは何だと思いますか?

答えは「人」です。

ポイント③:大衆よりもコアファンが大切な時代

例えば、土曜の夜に友達と行く居酒屋を決める場合、あなたは次のどちらを選びますか?

  • 近所で評判だけど行ったことのないお店
  • 少し離れているけど友人が経営しているお店
たぶん、後者を選びますよね。知らない人より親しい人の店に行きたいと思うはずです。

情報も同じで「この人の話だから聞きたい」というファンを持つことが、この時代では何より重要ということです。

いきなり月額サービスを始めても絶対に失敗する

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時代が変わってきているとはいえ、何者でもない状態から月額サービスを開始しても、失敗するのは明らかです。

国民総発信時代において、まずは世間(一定のコミュニティ内)に認知される必要があります。

ダイレクト課金してくれるのはファンだけ

ファンクラブを想像すると分かりやすいと思います。

僕の場合、ミスチルのファンクラブなら会費を払いますが、路上ライブをしている見知らぬミュージシャンには興味がありません。

つまり

  • 小さなコミュニティ内でもいいから認知される必要がある
  • できた繋がりを大切にしてファン化させる
上記のようなポイントが重要になってきます。

見知らぬミュージシャンから話しかけられ、意気投合すれば、僕もその人のファンになるかもしれません。

分析結果:月額課金モデルへのセオリー

月額課金モデルは、インフルエンサーからのステップアップ段階だと言えるでしょう。

いきなりココを目指すのは間違いで、成果を積み重ねる必要があります。

ステップアップの順序

  1. SNSやブログ、YouTubeで発信する
  2. 小さなコミュニティで認知度をあげる
  3. フォロワー、視聴者をファン化させる
  4. 月額サービスの開始
こんな感じですね。今、月額サービスを開始しているインフルエンサーの人たちは、既に結果を出しています。

時代は前に進み続けますが、何者でもない状態から抜け出すには、コツコツ積み上げていくしかありません。

月額課金ビジネスに挑戦したいなら、結論まずは発信力を身につけましょう。

まとめ:月額課金サービスはインフルエンサーのみ進める道

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YouTubeは稼げる!という時代が終わりつつあるのは、ちょっと悲しいです。

現在の僕はまだまだ成果を出せてもいないので、時代について行くだけで息切れします…。

とはいえ変化は待ってくれません。僕はコツコツ努力を積み上げていきます。

お互いに頑張りましょう!

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